Linkexpress コマンドリファレンス |
目次
索引
![]() ![]() |
第7章 運用監視 |
転送多重度表示コマンド
lxdspscale [-a [応用プログラム名]] [-f 出力ファイル名] |
ネットワーク定義で定義されている多重度または、利用中の転送多重度を表示します。表示形式は指定オプションによって変わります。Linkexpressが起動されていない場合は、エラーとなります。
ネットワーク定義において定義されている全体多重度と、利用中の起動側/応答側多重度を表示します。
表示したい利用中転送多重度を応用プログラム名(appl)により特定します。詳細情報は、以下の項目で表示します。
応用プログラム名:指定された応用プログラム名(appl)を表示します。
相手システム名 :相手システム名を表示します。なお、簡易導入機能における簡易導入モード、またはネットワーク定義簡易化機能を利用している場合、"*"を表示します。
起動側使用多重度:起動側で使用されている多重度を表示します。
応答側使用多重度:応答側で使用されている多重度を表示します。
多重度情報の出力先ファイル名を、絶対パス255文字以内で指定します。本オプションを指定しない場合は標準出力に出力します。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
本コマンドはLinkexpress V4.0L10相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバで利用可能です。
オプションを指定しない場合の表示形式を以下に示します。
<プロンプト表示の場合>
<ファイル出力の場合>
all_scale : 全体多重度(ネットワーク定義値)
ind_scale : 利用中応答側多重度
req_scale : 利用中起動側多重度
-aオプションを引数ありで指定した場合の表示形式を以下に示します。
例.lxdspscale -a @_APPL
<標準出力の場合>
<ファイル出力の場合>
appl : 指定された応用プログラム名
system : 相手システム名(簡易導入機能における簡易導入モード、またはネットワーク定義簡易化機能を利用している場合、"*"を表示)
ind_scale : 該当パスにおける応答側利用多重度
req_scale : 該当パスにおける起動側利用多重度
-aオプションを引数なしで指定した場合の表示形式を以下に示します。
最終行に起動側と応答側の利用中多重度の総数を表示します。
<標準出力の場合>
<ファイル出力の場合>
上記-aオプション指定形式の応用プログラム指定がないバージョンです。
全ての通信パスにおける利用多重度を表示します。
目次
索引
![]() ![]() |