Linkexpress コマンドリファレンス |
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第5章 業務操作 |
業務中止コマンド
lxcanwrk -s 業務名 [-m {n|q|f}] [-n 業務サーバ名] [-c|-w] |
lxcanwrkコマンドは、業務の中止を行います。既に起動されている業務は異常完了し、未起動の業務は当日分のスケジュールが中止されます。また、本コマンドによる中止の有効期間は、動作環境定義で指定されたリセット区切り時刻までの期間です。そのため、リセット区切り時刻より後に起動される業務の中止を行うことはできません。
中止する業務名を指定します。指定する業務は反映済みである必要があります。未起動の業務に対して実行した場合は、当日の実行予定が中止されます。業務名の指定は、ワイルドカード指定が可能です。
ワイルドカード指定については、「ワイルドカード指定の方法(コマンド)」を参照してください。
中止モードを指定します。本オプション省略時は、quickモード(同期停止)で動作します。
n : normalモード。スケジュールの停止を行います。
q : quickモード。同期停止を行います。
f : forceモード。非同期停止を行います。
業務が登録されている業務サーバ名を指定します。業務サーバ名の指定は、ワイルドカード指定が可能です。
業務サーバ名については、「操作対象となる業務サーバ名の指定方法」を参照してください。
ワイルドカード指定については、「ワイルドカード指定の方法(コマンド)」を参照してください。
コマンドの復帰タイミングを指定します。本オプション省略時は、突き放しモードが指定されたものとみなします。
c : 突き放しモード。コマンド受付時点でコマンドを復帰します。
w : 完了復帰モード。業務の中止処理完了を待ってからコマンドを復帰します。コマンド復帰時の業務状態は異常完了です。
なお、完了復帰モードの業務中止では、以下の制限事項があります。
0 : 正常終了
4 : 正常終了(警告あり:備考)
8 : 異常終了
12 : システムエラー
備考)警告メッセージは、本コマンドを投入したコマンドライン上に出力されます。また、"4"で復帰した場合に特別なオペレーションは不要です。このため、運用としては、復帰値"0"と同様、"4"の場合も正常終了として扱ってください。
コマンド復帰タイミングおよび中止モードのnormalモードはLinkexpress for Windows NT V1.1L20相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバで指定可能です。
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