Linkexpress 導入ガイド
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第10章 コード変換の準備(Linkexpressサーバ)> 10.2 コード変換機能の環境設定

10.2.1 エラー発生時の動作

コード変換エラーが発生したときの動作を、以下の定義で指定します。

主に指定する内容と指定方法について、以下に説明します。

◆コード変換動作環境定義の設定手順

コード変換イベント定義画面の[コード変換動作環境定義]をクリックして、コード変換動作環境定義ダイアログボックスを呼び出し、必要な設定を行います。

◆DB動作環境定義の設定手順

DB動作環境定義ファイルに必要な設定を行った後、コード変換コマンドの実行環境にて、LXDBENV環境変数で以下のようにDB動作環境定義ファイル名を絶対パスで指定します。

例)set LXDBENV=D:\local\dbenv.txt

◆コード変換エラー発生時に処理を継続したい場合

Linkexpressサーバでは、コード変換できない文字があるとエラーとなり、コード変換処理を中断します。しかし、以下の設定を行うことにより、エラーとなった文字を代替文字に変換し、コード変換処理を継続させることができます。

  1. 業務定義のコード変換イベント使用時

    コード変換イベントのコード変換動作環境定義ダイアログボックスで、文字属性データを選択し、[エラー発生時に処理を継続する(C)]にチェックを入れます。

  2. コード変換コマンド使用時

    DB動作環境定義ファイルに、以下のとおり指定します。

    CHARACTER_CONVERT_ERROR:CONTINUE


◆コード変換エラー発生時の代替文字を変更したい場合

Linkexpressサーバでは、コード変換エラー発生時に処理を継続する場合は、エラーとなった文字を代替文字としてアンダ・スコア(1バイト系文字は‘_’、2バイト系文字は‘_’)に変換します。しかし、以下の設定を行うことにより、別の代替文字に変換させることができます。

  1. 業務定義のコード変換イベント使用時
  2. コード変換コマンド使用時

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