Linkexpress 導入ガイド |
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第8章 データベースの環境設定(Linkexpressサーバ) |
DB連携機能を利用する場合は、連携データベースの環境設定が必要です。データベース・システムの種別にかかわらず、以下の項目について確認してください。また、データベース・システムに共通の留意点も参照してください。
格納先データベースは、格納処理を行う前に作成しておく必要があります。既に作成されているデータベースに格納する場合、あらたにデータベースを作成する必要はありません。
また、データベース・システムがSymfoWARE7000の場合、データベースは一意に決定されるため、データベースを作成する必要はありません。
スキーマは、格納処理を行う前に作成しておく必要があります。既に作成されているスキーマに格納する場合、あらたにスキーマを作成する必要はありません。データベース・システムがSymfoware/RDB、かつスキーマがデータベースに存在しない場合、スキーマを自動的に生成します。
スキーマ名には、各データベース・システムの制限およびDB連携機能の制限の両方を満たす名前を使用してください。
格納先表がデータベースに存在しない場合、表を自動的に生成します。利用者は、DB連携機能が表を作成するための領域をあらかじめ確保しておく必要があります。なお、データベース・システムによっては表を自動生成ができないものがあります。表の自動生成の可否については以下の表を参照してください。
表の定義の方法については、各データベース・システムのマニュアルを参照してください。
データベース種別 |
Linux(IPF) |
Linux |
Windows(IPF) |
Windows 2003 |
Windows 2000 |
Windows Vista |
Windows XP |
Solaris |
UXP/DS |
HP-UX |
AIX |
Symfoware Server(注1) |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
− |
○ |
○ |
○ |
− |
− |
SymfoWARE7000 |
− |
− |
− |
− |
× |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
RDB/7000 |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
×(注2) |
− |
− |
Oracle8i |
− |
− |
− |
− |
○ |
− |
− |
○ |
− |
− |
− |
Oracle9i |
− |
○ |
− |
○ |
○ |
− |
○ |
○ |
− |
− |
− |
Oracle10g |
○ |
○ |
− |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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− |
− |
SQL Server6.5 |
− |
− |
− |
− |
○ |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
SQL Server7.0 |
− |
− |
− |
− |
○ |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
SQL Server2000 |
− |
− |
− |
○ |
○ |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
SQL Server2005 |
− |
− |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
− |
− |
− |
− |
○ : 自動生成可能です。
× : 自動生成できません。
− : 未対応、または対応データベース・システムがありません。
注1) マニュアル中ではSymfoware/RDBと記述しています。
注2) UNIXサーバのRDB/7000は、PCサーバのSymfoWARE7000に対応しています。DB連携機能の説明を読む際はSymfoWARE7000の説明を参考にしてください。
あらかじめ定義しておいた表に格納する場合、各入力データ項目の属性と対応する格納先列の属性を合致させておく必要があります。
格納先表名には、各データベース・システムの制限とDB連携機能の制限の両方を満たす名前を使用してください。
同一表に対し、同時に格納処理を行うことはできません。同時に格納処理を行おうとした場合は、後続の要求が異常終了します。
DB連携機能は、格納する表にインデックスを付与しません。利用者がインデックスを事前に作成してください。
格納先列名には、各データベース・システムの制限およびDB連携機能の制限の両方を満たす名前を使用してください。
DB連携機能で扱うことのできる列長の最大値およびレコード長の計算方法は「運用ガイド」の「5.5 コード変換可能なレコード長の上限値」の説明を参照してください
DB連携機能が格納する列の数が、格納先表の列数に等しいか、または少ない場合に格納することができます。ただし、DB連携機能が格納する列と同じ名前、かつ対応する属性をもつ列であることが必要です。なお、入力データ項目の並びと格納先表の列の並びが一致する必要はありません。
データベースに格納する場合は、入力データ項目の属性と対応する格納先列の属性を対応させてください。
入力データのコード系と出力データのコード系が異なる場合、コード変換を行う必要があります。詳細はコード変換および「運用ガイド」の「3.9.12.1 EXTRACT定義文」を参照してください。
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