Linkexpress 導入ガイド
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第5章 動作環境定義の設定(Linkexpressサーバ)

5.1 動作環境定義とは

動作環境定義ではLinkexpressの基本的な動作規定に関する情報を定義します。本定義は、Linkexpressサーバがインストールされているすべてのサーバに必要です。

Linkexpress V5.0L10相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバでは簡易導入機能が利用できます。簡易導入機能では、動作環境定義を編集する必要はありません。簡易導入機能を利用時に動作環境定義を編集した場合は、そのキーワード指定値が有効となります。簡易導入機能の詳細は、「簡易導入(Linkexpressサーバ)」を参照してください。なお、簡易導入機能を利用する場合でもクラスタ環境、またはLAN二重化環境の場合は、動作環境定義の設定が必要となります。詳細は、簡易導入機能のクラスタ環境、またはLAN二重化環境での運用方法を参照してください。

動作環境定義で定義する情報をキーワードと言います。

[動作環境定義のキーワード一覧]

SERVER-TYPE : サーバ種別

SERVER-NAME : 自サーバ名

LOG-DISPLAY-NUM : 業務ログ表示件数の上限値

MON-REAL-NTFY : リアルタイム通知の有無

MON-REAL-RETRY : リアルタイム通知のリトライ間隔

STS-RESET-TIME : リセット区切り時刻

JOB-SYS-OPT : 相手システム名オプション

JOB-NO-OPT : 転送識別番号オプション

CS-COMMUNICATION-TIMER : クライアント・サーバ通信監視時間

MUTUAL-STANDBY-MODE : 相互待機モード

SECURITY-CHECK : 管理者の資格チェックの有無

LINK-APPLNAME-CHECK : ネットワーク定義の設定内容チェックの有無

COMPAT-MODE : 旧バージョン互換モード

TRN-LOG : 内部ログファイルサイズ(データ転送)

WRK-LOG : 内部ログファイルサイズ(業務定義)

PRIVILEGE-JOBEXEC : ジョブ連携時の起動権限

[動作環境定義の初期値]

利用者が環境定義を行う前の動作環境定義の内容は、以下のとおりです。

Linkexpress V5.0L10相当以降のサーバの場合:

Linkexpress V4.0L10相当以前のサーバの場合:


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