Linkexpress SSL通信環境導入説明書
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第4章 証明書管理パッケージのコマンド

4.15 setpinコマンド

■名称

PINの変更コマン

■形式

setpin -ed 証明書運用管理ディレクトリ
       -tl トークンラベル
       [-s]

■機能説明

トークンのPINを変更します。トークンのPINが漏洩したなどの理由で秘密鍵のPINを変更する場合に使用します。本コマンドを実行する前にcmmkenvコマンドおよびcmsetenvコマンドを実行しておく必要があります。

■オプションの意味

-ed 証明書運用管理ディレクトリ

証明書運用管理ディレクトリを絶対パスで指定します。

-tl トークンラベル

ユーザPINを変更するトークンをトークンラベルで指定します。

[-s]

SO-PINを変更する場合に指定します。

■コマンド実行例1(UNIXサーバの場合)

トークンラベルが"Token01"であるトークンのユーザPINを変更します。

Example# setpin -ed /home/sslcert/ -tl Token01
User-PIN for Token01:                     ← (1)
New User-PIN:                             ← (2)
Retype:                                   ← (3)
Example#

(1) Token01に対する変更前のユーザPINを入力します。

(2) 新しいユーザPINを6文字以上128文字以内で入力します。使用できる文字については"4.2 使用可能な文字セットについて"を参照してください。

(3) (2)で指定したユーザPINを再入力します。

■コマンド実行例2(UNIXサーバの場合)

トークンラベルが"Token01"であるトークンのSO-PINを変更します。

Example# setpin -ed /home/sslcert/ -tl Token01 -s
SO-PIN for Token01:                     ← (1)
New SOPIN:                              ← (2)
Retype:                                 ← (3)
Example#

(1) Token01に対する変更前のSO-PINを入力します。

(2) 新しいSO-PINを6文字以上128文字以内で入力します。使用できる文字については"4.2 使用可能な文字セットについて"を参照してください。

(3) (2)で指定したSO-PINを再入力します。

■注意事項


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