Apcoordinator ユーザーズガイド |
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第2部 Apcoordinatorコアの機能 | > 第7章 リモート共通インタフェース |
リモートマップは、リモート共通インタフェースで呼び出すセションBeanにエイリアスを定義します。次のようにXMLで記述します。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <remoteMap xmlns="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/remoteMap" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/remoteMap http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/remotemap.xsd"> <config> <version>5.0</version> </config> <!-- セションBeanの呼び出しを定義します。--> <ejb name="MySessionBean" application="java:comp/env/ejb/MySessionBean"/> <!-- セションBeanのローカル呼び出しを定義します。--> <local name="MyLocalSessionBean" class="mypackage.MySessionBean"> <env-entry> <env-entry-name>guestUser</env-entry-name> <env-entry-type>java.lang.String</env-entry-type> <env-entry-value>guest</env-entry-value> </env-entry> </local> </remoteMap>
リモートマップのルートはremoteMap
です。remoteMap
の内側には最初にconfig
タグを記述し、以下の情報を指定します。
version
タグで記述し、常に5.0
を指定します。
config
タグのあとに、呼び出し対象のアプリケーションに対応したタグで名前を定義します。いずれもname
属性で呼び出すアプリケーションの名前を指定します。
ejb
タグ
application
属性に、JNDIで検索するセションBeanの名前を指定します。
local
タグ
class
属性に、セションBean実装クラスのクラス名を指定します。コンテントにはセションBeanで使用するエンタープライズBean環境を記述します。セションBeanのローカル呼び出しについてはローカル呼び出しを参照してください。
ejbExt
タグ
これらのタグの詳細はリモートマップリファレンスを参照してください。
リモートマップ名は、デフォルトではremote.xmlです。これは、初期化パラメタuji.remoteMapで変更できます。初期化パラメタについては、 初期化パラメタを参照してください。
また、複数作成されたリモートマップを初期化パラメタで指定した名前のフォルダに配置することにより、1つのリモートマップのように扱うことが可能です。この機能により各リモートマップの結合の手間を省くことが出来ます。
リモートマップのファイル名として指定されたファイルの種類により、以下のように扱います。
初期化パラメタuji.remoteMapの指定 使用するリモートマップ名 使用するリモートマップの種類 リモートマップの扱い なし remote.xml ファイル remote.xmlファイルをリモートマップとして扱います。 フォルダ remote.xmlフォルダの下に置かれたすべてのファイルをリモートマップとして扱います。 あり 初期化パラメタで指定した名前 ファイル 初期化パラメタで指定した名前のファイルをリモートマップとして扱います。 フォルダ 初期化パラメタで指定した名前のフォルダの下に置かれたすべてのファイルをリモートマップとして扱います。
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フォルダ内に配置するリモートマップのファイル名は任意です。
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リモートマップを分割する場合の注意事項は以下のとおりです。
- 分割されたリモートマップはそれぞれ単体でリモートマップとして利用できる必要があります。すなわち、リモートマップの一部を切り出して別ファイルとすることはできません。
name
アトリビュートで指定する名前は、分割されたリモートマップが配置されてあるフォルダ内で一意でなければなりません。- 分割されたリモートマップを配置するフォルダ内にリモートマップ以外のファイル、サブフォルダを配置することはできません。
- リモートマップは初回利用時に読み込まれます。アプリケーション動作中の動的変更はできません。
- EJBセションBeanでは、リモートマップを分割することはできません。
- リモートマップの分割個数に制限はありませんが、分割した場合、リモートマップの読み込み時間がリモートマップの個数に正比例して増加することになるため、リモートマップ使用時の性能に影響します。リモートマップ使用時の性能が著しく遅くなる場合には、業務やアプリケーションの単位でリモートマップの構成を見直してください。
リモートマップは設定ファイルフォルダに配置します。 標準の設定ファイルフォルダは以下のとおりです。
アプリケーション種別 設定ファイルフォルダ Webアプリケーション
電子フォームアプリケーション/WEB-INF
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