Systemwalker Centric Manager インターネット適用ガイド DMZ編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3章 機能> 3.5 監視

3.5.3 アプリケーションの稼働監視、障害監視、性能監視

アプリケーションの稼働監視、障害監視、性能監視について、機能ごとの監視方法を以下に説明します。

機能

OS

監視方法

備考

稼働監視

Windows版

UNIX版

共通

業務サーバ上で、プロセスの異常停止がイベントログにメッセージ出力される場合(サービスなど)、イベント監視でそのメッセージを運用管理サーバへSMTPで通知します。

業務サーバ上で、プロセス監視スクリプトが稼働を監視し、異常時には運用管理サーバへSMTPで通知します。

障害監視

Windows版

UNIX版

共通

アプリケーションが出力するsyslog/イベントログを監視し、運用管理サーバへSMTPで通知します。

性能監視

Windows版サーバの場合

運用管理クライアントから業務サーバの性能のしきい値を設定し、システムの性能を監視します。パフォーマンスライブラリから定期的にシステムの性能情報を収集・監視し、性能値がしきい値を超えた場合、運用管理サーバへSMTPで通知します。

パフォーマンスモニタが正常に動作する環境が必要です。

UNIX版サーバの場合

運用管理クライアントから業務サーバの性能のしきい値を設定し、システムの性能を監視します。sarコマンドなどから定期的にシステムの性能情報を収集・監視し、性能値がしきい値を超えた場合、運用管理サーバへSMTPで通知します。

sarコマンドが必要です。sarコマンドの詳細は、OSのマニュアルを参照してください。(※)

※:sarコマンドがインストールされていない場合は、インストールしてください。監視対象となるサーバがSolaris版の場合は、SUNWaccuパッケージをインストールしてください。

DMZ上の各業務サーバから運用管理サーバへは、SMTPプロトコル通信で通知します。
DMZ上には、POP3サーバが、運用管理サーバ側には、Mailサーバが必要になります。

 


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