Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第6章 資源を配付する(簡易資源配付)【Windows版】> 6.1 簡易資源配付を行う

6.1.9 簡易資源配付を行う場合の注意事項

■運用管理サーバとクライアントの2階層モデルで運用する場合

運用管理サーバとクライアントの2階層モデルで運用する際に、簡易資源配付機能を使用する場合は、簡易版インベントリ収集を使用することができます。運用上の注意事項については、“インベントリ情報を収集する場合の注意事項”の“インベントリ管理機能と簡易版インベントリ収集機能を併用運用する場合”を参照してください。

■Windows(R) 2000、Windows(R) XP、Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEまたはWindows Vistaのシステムに簡易資源配付する場合

Windows(R) 2000、Windows(R) XP、Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEまたはWindows Vistaのシステムに簡易資源配付する場合は、以下の注意が必要です。

簡易資源配付は、システムへのログイン時にスタートアップから実行されるため、その時のログインユーザ権限で動作します。このため、配付先ディレクトリ等へのアクセス権限を持たないユーザがログインした際に簡易資源配付が実行された場合、その配付処理は失敗します。

この場合、以下の設定を行うことにより、Administrator権限を持つユーザがログインした場合だけ簡易資源配付が実行されるようにすることができます。

  1. 配付先クライアントのSystemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.dm\Mpcompcl\cmauth.infファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。

  2. cmauth.infファイルのAdminセクションのResourceDistributionに1(初期値は0)を指定して、ファイル内容を保存します。

    [Admin]
    ResourceDistribution=1


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