Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第6章 資源を配付する(簡易資源配付)【Windows版】 | > 6.1 簡易資源配付を行う |
ここでは、配付指示の手順を説明します。
[Systemwalkerコンソール[監視]]で[操作]メニューの[簡易資源配付の操作]を選択すると、[簡易資源配付管理]ウィンドウが表示されます。
[簡易資源配付管理]ウィンドウの[操作]メニューから[配付指示]-[登録]を選択すると、[配付指示登録]ウィンドウが表示されます。
[配付指示登録]ウィンドウで、[配付先]、[配付資源]、[配付条件]を指定します。
以下に、配付指示について説明します。
クライアント名一覧より資源の配付先のクライアントを選択(複数選択可能)します。配付先クライアントをインベントリ情報で検索することもできます。
ただし、[簡易資源配付の操作]画面から、配付先検索で[配付先]を選択する機能は、コンソール操作制御機能が運用中でない場合に使用できます。[配付先]のクライアントは、[配付先]のクライアント名の一覧から直接、指定してください。
配付資源の一覧から配付する資源を選択(複数選択可能)します。
配付資源の一覧には、登録したスクリプト資源とファイル配付手続き資源の一覧が表示されます。アプリケーション資源を配付する場合は、アプリケーション資源に関連付けたスクリプト資源を選択し、ファイル資源を配付する場合は、ファイル配付手続き資源を選択します。スクリプト資源だけ配付する場合は、そのスクリプト資源を選択します。
資源を配付する日時を指定します。
配付先のクライアントで、資源配付の実行を問い合わせるウィンドウを表示するかどうかを指定します。
付加情報を設定します。
[操作]メニューの[配付指示]-[登録]をクリックすると、[配付指示登録]ウィンドウが表示されます。
[配付先]、[配付資源]、[配付条件]を設定し、[OK]ボタンをクリックすると、配付指示登録完了メッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると、登録した配付指示情報が、[簡易資源配付管理]ウィンドウの[配付指示一覧]に表示されます。
選択配付資源には、アプリケーションおよびファイルは表示されません。アプリケーションまたはファイルを配付する場合は、それぞれに関連付けられているスクリプトまたはファイル配付手続きを選択します。
[簡易資源配付管理]ウィンドウが開設されている状態で、[配付資源の操作]ウィンドウから、[配付資源]の登録を行っても、[簡易資源配付管理]ウィンドウの[配付指示登録]ウィンドウで指定する[配付資源]のリストには自動的に情報は反映されません。この場合は、[表示]メニューの[配付資源を最新の情報に更新]をクリックして[配付資源]を最新の情報にします。
[配付指示登録]ウィンドウで、[検索]メニューの[配付先検索]を利用して、配付先に表示するクライアントを絞り込むことができます。
[配付指示一覧]から変更する[配付指示]を選択し、[操作]メニューの[配付指示] -[変更]をクリックすると、[資源配付指示変更]ウィンドウが表示されます
変更区分の[配付条件変更]を選択します。
[配付条件]を変更し、[OK]ボタンをクリックします。
[配付指示一覧]から再登録する配付指示を選択し、[操作]メニューの[配付指示]-[変更]をクリックすると、[資源配付指示変更]ウィンドウが表示されます。
変更区分の[配付指示再登録]を選択します。
配付指示を再度設定し[OK]ボタンをクリックすると、[簡易資源配付管理]ウィンドウの[配付指示一覧]に新しい処理番号の配付指示が追加されます。
配付指示の再登録では、新たに配付先、配付資源を追加することはできません。
クライアントへの資源配付に失敗した場合に利用すると便利です。
[配付指示一覧]から削除する[配付指示]を選択し、[操作]メニューの[配付指示]-[削除]をクリックすると、[配付指示]を削除するかどうかを選択するメッセージが表示されます。
[はい]ボタンまたは[すべてを削除]ボタンをクリックすると、選択した[配付指示]が、[配付指示一覧]から削除されます
選択した[配付指示]の配付先クライアントの資源配付状況が[実施中]の場合は、削除できません。配付状況が[未完了]、[完了]、[取消]または[異常]となるまで待ってから削除してください。配付先クライアントの資源配付状況は、[配付指示一覧]の下段に表示されます。
[検索]メニューの[配付先検索]をクリックすると、[配付先検索]ウィンドウが表示されます。
検索条件を設定し、[検索開始]ボタンをクリックすると、検索結果メッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると、検索結果が[配付指示登録]ウィンドウの配付先に表示されます。
簡易資源配付では、2階層システムでの配付のみをサポートしているため、検索対象は、運用管理サーバに直接接続されているクライアントのみとなります。
[配付先検索]ウィンドウで、設定した検索条件を保存することができます。保存した検索条件は、再度利用することができます。
[簡易資源配付管理]ウィンドウの[配付指示一覧]に資源配付状況が表示されます。[配付指示]を選択すると、下段に配付先クライアントごとの資源配付状況が表示されます。
[簡易資源配付管理]ウィンドウの[表示]メニュー内の各メニューを選択することで、資源配付状況の表示を変更できます。
[ファイル]メニューの[印刷]をクリックします。
[OK]ボタンをクリックすると、資源配付状況の一覧が印刷されます。
ファイル共有方式で資源配付を行う場合は、配付先のクライアント側で Microsoft ネットワークへのログイン時に指定するユーザ名が、配付する資源を格納している運用管理サーバ側に登録されていなければなりません。
資源配付のインベントリ収集機能を併用する場合、運用管理サーバとクライアントの2階層モデルで運用する際に、簡易資源配付機能を使用する場合は、インベントリ収集も自動的に行われるので、通常、資源配付(DRMS)のインベントリ収集機能を使用する必要はありません。
ただし、運用上、簡易資源配付機能と資源配付のインベントリ収集機能を併用する必要がある場合は、以下の運用条件および制約がありますのでご注意ください。
運用条件
簡易資源配付機能で管理しているクライアント名を資源配付機能のシステム名と同一にしてください。
インベントリ情報のユーザ情報を使用する場合は、簡易資源配付機能および資源配付機能のそれぞれのユーザ情報に同一の定義を行ってください。
制約
インベントリ情報の資源情報(簡易資源配付で配付した資源の履歴情報)は収集されません。
簡易資源配付機能を使用し、クライアントにインストールされたLANPACK製品を使用するためには、クライアントから、サーバのディスクをファイル共有可能な環境である必要があります。
簡易資源配付実行中にエラーが発生すると、エラーログファイル(CMERRLOG.TXT)がデスクトップ管理クライアントのインストールディレクトリ配下(Systemwalker Centric Managerインストールディレクトリ\Mpwalker.dm\Mpcompcl配下)に作成されます。
このファイルは自動的に削除されませんので、保存する必要がない場合には、簡易資源配付終了後に、手動で削除してください。
登録処理中に通信異常が発生した場合、データベースの内容と矛盾が発生する場合があります。
この場合、サーバの資源格納ディレクトリ配下に登録された資源をエクスプローラなどから削除する必要があります。
以下に資源識別名として「rscid」を指定した場合の削除対象ディレクトリ名を示します
資源属性 |
削除するディレクトリ |
アプリケーション |
サーバの資源格納ディレクトリ\pp\rscid |
スクリプト |
サーバの資源格納ディレクトリ\script\rscid |
ファイル |
サーバの資源格納ディレクトリ\file\rscid |
ファイル配付手続き |
サーバの資源格納ディレクトリ\proc\rscid |
ドライブ直下にインストール媒体がないとインストールできないアプリケーションはサポートしていません。
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