Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 資源を配付する(資源配付)> 5.6 2階層システムで資源を配付する

5.6.1 運用方法

運用管理サーバとクライアントだけの2階層で構成する、小規模なシステム構成でも資源配付の運用が可能です。

◆メンテナンス版数運用

メンテナンス版数運用では、メンテナンス版数内資源の登録時から、メンテナンス版数を登録するまでの間に、クライアントのダウンロードを抑止する必要があります。2階層で、メンテナンス版数運用を行う場合には、以下の手順で行ってください。

  1. 業務構成情報を定義します。

  2. 資源グループを登録します(適用種別を後刻、適用予定日時を未定に設定します)。

  3. メンテナンス版数の登録を行います(クライアント適用予定日時にクライアントへダウンロードする日時を指定します)。

  4. メンテナンス作業を作成します(配付先に運用管理サーバを指定します)。

  5. メンテナンス版数の適用を行います(注意: クライアントに適用可能な資源は、メンテナンス版数のクライアント適用予定日時が資源グループの適用予定日時として設定されます)。

  6. クライアントからダウンロードを行います。

◆個別資源運用

個別資源運用では、登録時にクライアントに即ダウンロード可能かどうかを適用種別で指定する事が可能です。2階層で、個別資源で運用を行う場合には、以下の手順で行ってください。

  1. 業務構成情報を定義します。

  2. 資源グループを登録します。

    (適用種別を即時か後刻、適用予定日時を設定します。)

  3. メンテナンス作業を作成します(配付先に運用管理サーバを指定します)。

  4. クライアントからダウンロードを行います。

◆注意事項


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007