Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第5章 資源を配付する(資源配付)> 5.3 資源配付の運用手順

5.3.3 メンテナンス版数を登録する

メンテナンスの目的に合わせて、運用管理サーバ上にすでに登録されている資源を業務構成情報、適用方法および適用予定日時の情報も含め、メンテナンス版数として一つに梱包します。どの資源を一つに梱包するかは、資源配付が業務構成情報を参照することで決定し、梱包されていないユーザ資源(資源グループの世代単位)を自動的に一つに梱包します。

メンテナンス版数の登録には、資源配付の登録機能(drmsaddコマンドまたは[資源配付]ウィンドウのメニュー操作)を使用します。

なお、メンテナンス版数は、別資源としてDRMS管理ファイルに保持します。メンテナンス版数の登録の概要を“図:メンテナンス版数の登録の概要”に示します。

[図:メンテナンス版数の登録の概要]

■共通メンテナンス版数と個別メンテナンス版数について

メンテナンス版数には、以下の二種類があります。

共通メンテナンス版数:
共通メンテナンス版数は、全システムで一つだけ作成でき、全システムに均一に配付する業務に適しています。
個別メンテナンス版数:
個別メンテナンス版数は、業務ごとに配付するあて先が異なるシステムに適しています。

個別メンテナンス版数は、業務単位に資源グループを梱包して運用します。それぞれのメンテナンス版数は独立しており、メンテナンス版数ごとに保有世代および配付あて先を設定できます。一つのメンテナンス版数を複数のあて先に配付することも可能です。


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