Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 資源を配付するための動作環境を定義する | > 1.6 運用形態に合わせた動作環境の定義 |
資源配付が帳票システムと連携してグローバルサーバのDRMSと通信する場合は、以下の通信ソフトウェアの設定が必要です。
DTS
また、通信ソフトウェアの設定に加え、通信ソフトウェアの動作に必要な関連製品の編集が必要となります。
通信ソフトウェアと必要な設定を下表に示します。
通信ソフトウェア |
資源配付に必要な設定 |
資源配付用に固定に定義する命令 |
DTS |
DTS編集 |
node命令 path命令 appl命令 |
DTS編集とは、DTS編集ファイルにDTSの動作環境を定義し、DTS実行環境に反映することです。なお、DTS編集ファイルに定義する以下の命令については、資源配付用として固有に定義する必要があります。
DTS編集の詳細とDTSの動作に必要な関連製品の編集については、“FUJITSU DTS説明書”を参照してください。
node命令
path命令
appl命令
node命令のnameオペランドで指定する相手側システム名は、資源配付のシステム名の定義時に使用するdrmsdfnコマンドで指定するノード名(-nオプション)と必ず同じである必要があります。
path命令のapplオペランドには、必ず以下のとおりに定義してください。
appl=drms |
appl命令のnameオペランドには、必ず以下のとおりに定義してください。
name=drms |
appl命令のapplpathオペランドで指定するパス名は、資源配付が動作するシステムにより異なります。
applpathオペランドで指定するパス名については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”の資源配付のパス名一覧の記述を参照してください。
“図:DTS編集ファイルの作成例”に、サーバがSolarisの場合のDTS編集ファイルの作成例を示し、“図:資源配付のコマンド例”に、資源配付のコマンド例を示します。
begin comdef msglvl= ・・・ node name=FUJITSU ← 資源配付のシステム名定義における path= ・・・ ノード名と一致させる path name= ・・・ appl=drms ← “drms" を指定 req_path= ・・・ ind_path= ・・・ protocol= ・・・ appl name=drms ← “drms" を指定 applpath= /opt/FSUNdts/lib/drmsresp ← Solaris時の指定 end
drmsdfn -a sys -k serv -n FUJITSU -s HOST |
資源配付がDTSと連携する場合、DTSは、資源配付の共有ライブラリを参照します。資源配付の共有ライブラリは、以下のディレクトリに格納されています。
/opt/FJSVmpsdl/lib |
DTSは、資源配付の共有ライブラリ格納ディレクトリを、以下に示す固定のディレクトリ名で参照します。
/opt/FSUNdrms/lib |
そのため、資源配付がDTSと連携する場合は、/opt/FSUNdrms/libのパス名で/opt/FJSVmpsdl/libを参照することができなければなりません。
そこで、資源配付がDTSと連携する場合は、以下に示す手順でシンボリックリンクファイルを作成し、上記パス名による参照を可能としてください。
/opt配下にFSUNdrmsディレクトリが存在しない場合
/opt/FJSVmpsdlに対するシンボリックリンクファイル/opt/FSUNdrmsを作成します。
# cd /opt |
/opt配下にFSUNdrmsディレクトリが存在する場合
/opt/FJSVmpsdl/libに対するシンボリックリンクファイル/opt/FSUNdrms/libを作成します。
# cd /opt/FSUNdrms |
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