Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 資源を配付するための動作環境を定義する | > 1.3 運用管理サーバの動作環境を定義する |
資源のアップロードまたはダウンロードを行うためには、これらの処理を行う前にあらかじめ各システムでシステム名を定義しておく必要があります。システム名には、自システム名とあて先システム名があります。
あて先システム名とは、資源配付がダウンロードやアップロードを行う際に、あて先を識別するための情報です。あて先システム名は、資源配付を使用するネットワーク上で一意な名前を設定してください。なお、ホスト名で設定する場合は、必ずhostsファイルに登録されている名前(実名)と、大小文字まで一致させてください。自システム名については、資源配付が起動時に自動的に定義します。この場合、資源配付は自システム名を“own”あるいは“OWN”と定義します。自システムの定義のノード名に、自システムのIPアドレスまたはホスト名を指定されることをお勧めします。
システム名の定義は、資源配付の定義機能を使用して定義します。本定義はシステムごとに一度行うものであり、定義済みの場合は不要です。
3階層(運用管理サーバ-部門管理/業務サーバ-クライアント接続)でのあて先システムの定義
運用管理サーバには、部門管理/業務サーバに対するあて先システム名を定義する必要があります。資源送信時に指定するあて先システム名を用いて、資源配付が自動的にあて先システム名を定義することもできます。
多階層(運用管理サーバ-中継サーバ-部門管理/業務サーバ-クライアント接続)でのあて先システムの定義
運用管理サーバには、配下に直接接続される中継サーバ(隣接するサーバ(以降、配下に直接接続されるサーバを、隣接サーバ、または隣接するサーバと呼びます))および配下に直接接続されない部門管理/業務サーバ(非隣接のサーバ)に対するあて先システム名を定義する必要があります。資源送信時に指定するあて先システム名を用いて、資源配付が自動的にあて先システム名を定義することもできます。
2階層(運用管理サーバ-クライアント接続)でのあて先システムの定義
運用管理サーバに、クライアントに対するあて先システム名を定義する必要はありません。あて先システムの定義を行わない場合、WINSサーバ、DNSサーバまたはhostsファイルに登録されている名前をもとにシステム名を自動生成します。
資源配付で管理するクライアント名を任意の名称にしたい場合だけ、クライアントに対するあて先システム名を運用管理サーバに定義する必要があります。
開発システムのあて先システムの定義
開発システムに、運用管理サーバに対するあて先システム名を定義する必要があります。資源送信時に指定するあて先システム名を用いて、資源配付が自動的にあて先システム名を定義することもできます。
以下に、配付経路の定義方法を記述します。配付経路の定義は、[資源配付]ウィンドウまたは資源配付のコマンドどちらでも定義できます。
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