Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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3.9.5 SNMPエージェントのインストール
監視対象ノードにSNMPエージェントをインストールするとしないでは、監視内容に以下の違いがあります。
◆SNMPエージェントをインストールする場合
MIB情報を採取することができます。このため、“ノード検出”時にベンダー名やOS種別を自動判別したり、MIB情報を利用した性能監視を行うことができます。また、SNMPトラップを監視することができます。
- ノード検出
IPアドレスやホスト名に加え、ベンダー名やOS種別、インタフェースの詳細情報等が追加されます。
- ノード状態の表示
ノードの起動/停止の状態確認に加え、一部インタフェースの停止までの状態が確認できます。
- MIBの監視
MIB情報を利用した監視ができます。
- 性能監視
ネットワーク/サーバの性能監視ができます。
- SNMPトラップ監視
管理サーバに通知されるSNMPトラップを監視することができます。
◆SNMPエージェントをインストールしない場合
IPアドレスだけの管理となります。“ノード状態の監視”の設定を行うことにより、SNMPエージェントがインストールされていないノードの状態の変化(UP/DOWN)を監視することができます。
- ノード検出
IPアドレスやホスト名だけが追加されます。
- ノード状態の表示
ノードの起動/停止の状態が確認できます。
SNMPエージェントをインストールする場合の作業を以下に示します。

監視対象のSNMPエージェントでコード系としてUTF-8を使用した場合、以下の機能で文字化け等が発生する可能性があります。
- ノード検出
- MIB監視
- MIB取得
- 簡易MIB取得
- SNMPトラップの受信
詳細については、“異なる文字コードの環境を構成している場合の注意事項”を参照してください。
■SNMPエージェントのインストール方法
SNMPエージェントのインストール方法(例)をOS別に説明します。
◆【Windows(R) 2000】
サービスパックの適用
サービスパックを適用済みのシステムの場合、SNMPサービスをインストールした後、サービスパックを再度適用する必要があります。
SNMPエージェントを、すでにWindows(R) 2000が実行されているコンピュータにインストールする方法を以下に示します。
- [コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]を選択します。
- [アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスで[Windowsコンポーネントの追加と削除]をクリックし、[Windows コンポーネントウィザード]を表示します。
- [Windows コンポーネントウィザード]の[コンポーネント]一覧から[管理とモニタツール]を選択し、[詳細]ボタンをクリックします。
- [管理とモニタツール]ダイアログボックスで[簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- [アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスで[次へ]ボタンをクリックし、画面の指示に従ってWindows(R) 2000のCD-ROMをセットするとインストールを開始します。
◆【Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE】
SNMPエージェントを、すでにWindows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEが実行されているコンピュータにインストールする方法を以下に示します。
- [コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除]を選択します。
- [プログラムの追加と削除]ダイアログボックスで[Windowsコンポーネントの追加と削除]をクリックし、[Windows コンポーネントウィザード]を表示します。
- [Windows コンポーネントウィザード]の[コンポーネント]一覧から[管理とモニタツール]を選択し、[詳細]ボタンをクリックします。
- [管理とモニタツール]ダイアログボックスで[簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- [プログラムの追加と削除]ダイアログボックスで[次へ]ボタンをクリックし、画面の指示に従ってWindows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEのCD-ROMをセットするとインストールを開始します。
◆【Solaris】
SNMPエージェントをインストールする場合、以下のパッケージをインストールします。
【Solaris 7/8/9】
- SUNWsacom
- SUNWsasnm
- SUNWsadmi
- SUNWmibii
【Solaris 10】
- SUNWsmmgr
- SUNWsmagt
- SUNWsmcmd
インストール時に選択したソフトウェアグループが以下のどれかの場合、OSとともにインストールされるため、別途、インストールする必要はありません。
- “エンドユーザーシステムサポート”ソフトウェアグループ
- “開発者システムサポート”ソフトウェアグループ
- “全体ディストリビューション”ソフトウェアグループ
- “全体ディストリビューションと OEM サポート”ソフトウェアグループ
使用するコマンドについて
- パッケージをインストールするときは、pkgaddコマンドを使います。
- パッケージを削除するときは、pkgrm コマンドを使います。
- パッケージがインストールされていることを確認するためには、pkginfo コマンドを使います。
◆【Linux】
Update Release
Update Releaseを適用済みのシステムの場合、SNMPサービスをインストールした後、Update Releaseを再度適用する必要があります。
SNMPエージェントをインストールする場合、以下のrpmパッケージをインストールします。
使用するコマンドについて
- rpmパッケージをインストールするときは、rpm コマンドの -i オプションを使います。
- rpmパッケージを削除するときは、rpm コマンドの -e オプションを使います。
- rpmパッケージがインストールされていることを確認するためには、rpm コマンドの -q オプションを使います。
[設定ファイル]
以下にSNMPエージェントの設定ファイルの編集例を記述します。
詳細はmanコマンドを参照してください。
[変更前]
# sec.name source community
com2sec notConfigUser default public
# groupName securityModel securityName
group notConfigGroup v1 notConfigUser
group notConfigGroup v2c notConfigUser
# Make at least snmpwalk -v 1 localhost -c public system fast again.
# name incl/excl subtree mask(optional)
view systemview included .1.3.6.1.2.1.1
view systemview included .1.3.6.1.2.1.25.1.1
# group context sec.model sec.level prefix read write notif
access notConfigGroup "" any noauth exact systemview none none |
[変更後]
# sec.name source community
com2sec systemwalker default public
# groupName securityModel securityName
group RWGroup v1 systemwalker
group RWGroup v2c systemwalker
group RWGroup usm systemwalker
# Make at least snmpwalk -v 1 localhost -c public system fast again.
# name incl/excl subtree mask(optional)
view all included .1 80
# group context sec.model sec.level prefix read write notif
access RWGroup "" any noauth exact all none none |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop
# /etc/init.d/snmpd start |
コミュニティ名の変更
コミュニティ名を変更する場合、以下のとおり編集します。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。
[設定ファイル]
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker default FUJITSU |
アクセス許可するホストの設定
SNMPパケットの受付けを許可するホストの IPアドレスを「*.*.*.*」と仮定して説明します。
[設定ファイル]
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker *.*.*.* public |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop
# /etc/init.d/snmpd start |
■SNMPサービスの設定【Windows版】
SNMPエージェントをインストールしたコンピュータで[サービス]ウィンドウから[SNMP Serviceのプロパティ]ダイアログボックスを起動し、以下の項目の設定をします。
コミュニティ名
コミュニティ名には、半角英数字の任意の文字列を設定します。
“ノード検出”を行う場合や[Systemwalkerコンソール]にサブネットフォルダまたはノードを登録する場合に、SNMPサービスで設定した値と同じコミュニティ名を指定します。
トラップ通知先アドレス
SNMPトラップを[Systemwalkerコンソール]で監視する場合は、以下の設定を行います。
- 運用管理サーバで直接監視するノードの場合
- 運用管理サーバのIPアドレスを設定します。
- 部門管理サーバを経由して監視する場合
- 部門管理サーバのIPアドレスを設定します。
SNMPパケットを受け付けるホスト【Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE/Windows(R) XP】
[セキュリティ]タブより以下の項目を設定します。
- 受け付けるコミュニティ名
- SNMPパケットを受け付けるホストを以下のどちらかの方法で設定します。
- [すべてのホストから SNMP パケットを受け付ける]を選択します。
- [これらのホストから SNMP パケットを受け付ける]を選択し、以下の設定をします。
- 運用管理サーバから監視するノードの場合
- 運用管理サーバのIPアドレスまたは、ホスト名を指定します。
- 部門管理サーバから監視するノードの場合
- 部門管理サーバのIPアドレスまたは、ホスト名を指定します。
- 業務サーバから監視するノードの場合
- 業務サーバのIPアドレスまたは、ホスト名を指定します。
- 運用管理クライアントからMIB情報の表示を行う場合
- 操作を行う運用管理クライアントのIPアドレスまたは、ホスト名を指定します。
■その他
- その他のOSやネットワーク機器のSNMPエージェントのインストール方法、セットアップ方法は、それぞれのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerをインストール後にSNMPエージェントをインストールした場合
- Linux for Itanium版の場合、Systemwalker Centric Managerのインストール後にSNMPエージェントをインストール、または、再インストールした場合、以下のコマンドを実行してください。この作業は運用管理サーバ、および、部門管理サーバで必要な作業であり、業務サーバでは行う必要はありません。
/opt/FJSVfwnm/bin/swtrapd-relay.sh |
- インストールオプションで“性能監視(システム性能収集)機能”を選択したSystemwalker Centric Managerをインストール後にSNMPエージェントをインストールした場合、以下のコマンドを実行する必要があります。
“性能監視(システム性能収集)機能”をインストールしていない場合は、以下のコマンドは存在しません。実行する必要もありません。
【Windows】
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpTrfExA\bin\setupexa.exe -i |
【Solaris 7/8/9】
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupsea.sh |
【Solaris 10】
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupProxy.sh |
【Linux】
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupProxy.sh |
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