Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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3.4.2 ヘルプデスクに必要な資源
ヘルプデスク機能を使用する場合、ヘルプデスクデータベース用の領域が必要です。
ヘルプデスクデータベースを作成するには、発行すると思われる帳票の件数を想定します。
帳票には、以下の種類があります。
- 障害票
障害の管理を行います。
- Q/A票
ユーザからの質問と回答を管理します。
- ノウハウ票
多く挙がる障害や質問に対して、あらかじめ対処方法を記述します。
ヘルプデスクでは、データベースの規模を以下の3つのモデルから選択できます。
- 帳票数 1000件モデル
障害票、Q/A票、ノウハウ票をそれぞれ1000件発行する場合
- 帳票数 5000件モデル
障害票、Q/A票、ノウハウ票をそれぞれ5000件発行する場合
- 帳票数 10000件モデル
障害票、Q/A票、ノウハウ票をそれぞれ10000件発行する場合
それぞれのモデルで必要となるデータベース領域の見積もり値を以下に示します。
■【Windows版】
◆ヘルプデスクデータベースモデル(簡易指定)
ディスク使用量 |
見積もりサイズ(MB) |
1000件 |
5000件 |
10000件 |
ヘルプデスク用
データベーススペース |
100 |
360 |
720 |
- 備考:
- ヘルプデスクのディスク使用量はデータの入力量に依存します。上記の値は、1帳票あたり2万バイト程度データを入力した場合の見積もり結果です。
◆ヘルプデスク用データベーススペースの詳細見積もり(直接指定)
データベースのディスク容量をMB単位で直接指定する場合の見積もりは、以下の条件を前提とします。
- 障害票、ノウハウ票、Q/A票1件当たりの入力文字数は、0.02(20000バイト/1000000)以上を指定してください。
- メモ1件当たりの登録文字数は、0.0004(400バイト/1000000)以上を指定してください。
直接指定する場合のディスク容量は、以下の計算式で見積もります。
ディスク容量(MB) =
障害票1件当たりの入力文字数 × 障害票件数 +
ノウハウ票1件当たりの入力文字数 × ノウハウ票件数 +
Q/A票1件当たりの入力文字数 × Q/A票件数 +
メモ1件当たりの登録文字数 × メモ件数 +
0.001 × (担当者数 + 部署数) + 2 |
■【Solaris版/Linux版】
◆ヘルプデスクデータベースモデル
データベースの規模 |
見積もりサイズ(MB) |
1,000件 |
5,000件 |
10,000件 |
ヘルプデスク用
データベーススペース |
100 |
360 |
720 |
- 備考:
- ヘルプデスクのディスク使用量はデータの入力量に依存します。上記の値は、1帳票あたり2万バイト程度データを入力した場合の見積もり結果で、実際に作成されるサイズは、指定したローデバイスのサイズになります。
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