Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 機能ごとの詳細構成を決定する> 2.1 イベント監視の設計をする> 2.1.2 集約して監視する

2.1.2.1 イベントコリレーション

イベントコリレーションを使用したイベント監視の設計を行うために必要な、以下の項目について説明します。

定義方法や使用方法などの詳細については、“Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド コリレーション編”を参照してください。

■イベントコリレーションパターン(イベントの関連付け)

1件の事象で関連する複数のイベントが発生する場合は、あらかじめ事象ごとに発生するイベントと、イベントの関連性を調査してください。

イベントコリレーションでは、関連付けの基準となるイベントを“基準イベント”、基準イベントに関連づけるイベントを“関連イベント”と呼びます。イベントコリレーションの監視条件で監視できるイベントの関連性は以下のとおりです。

なお、“かつ”と“または”を、1個の条件内で組み合わせて設定することはできません。

設定できない例)

■イベントコリレーションの処理

発生事象ごとに、対応する処理を決めます。イベントコリレーションの監視で、条件を満たした場合と満たさなかった場合の処理について、以下の動作から選択して決めます。

■イベントコリレーションの監視条件(イベントコリレーションパターンとイベントコリレーション処理の組み合わせ)

イベントコリレーションパターンの組み合わせを定義します。また、イベントコリレーションの監視条件に一致した場合に行うイベントコリレーション処理を定義します。

イベントコリレーションパターンの組み合わせ例)

なお、“かつ”と“または”を、1個の条件内で組み合わせて設定することはできません。

設定できない例)

■イベントコリレーションの監視条件として定義できる最大数

イベントコリレーションの監視条件として定義できる最大数は以下のようになります。

項目

最大数

イベントコリレーションの監視条件

2048個

イベントコリレーションパターン

2048個

イベントコリレーションの監視条件で組み合わせることのできるコリレーションパターンの数

10個

イベントコリレーションパターンに設定できる関連イベントの数

10個

監視間隔

610000秒
(約1週間)

イベント発生回数

9999件


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