Systemwalker Centric Manager APIガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2章 機能概要 | > 2.1 システム監視のAPI |
リモートコマンドの出口(DLL)をあらかじめ用意することで、以下の項目をカスタマイズすることができます。
作成したDLLは、DLL名を“mprcmdex.dll”とし、リモートコマンドを実際に発行する運用管理クライアントのパスの通った任意のディレクトリに格納してください。
__declspec(dllexport) int __stdcall ChkRcmd( char *lpCommand, int iHostCount, char **lpHostname, char **lpRuntype, char *lpReserv, int iReserv, struct stRcmdData *returnData) |
注1) リモートコマンド発行先ホスト名とリモートコマンド発行先ホストの運用形態名の数は同じになります。運用形態名のないホストの場合、対応する運用形態名の値にはNULLが設定されています。
注2) 予約域は参照、代入を行わないでください。
注3) 引数の実行情報には、リモートコマンドを実行できる場合に実行情報を設定してください。実行情報は呼び出し元で領域を確保しますので領域取得、開放処理を行わないでください。
また、実行情報のiCommandLengthにコマンド文字列(lpCommand)の領域サイズ(Systemwalkerコンソールで領域確保したサイズ)が設定されています。この値を超えてコマンド文字列の領域を設定しないでください。現在のリモートコマンドでは1024バイトが設定されます。
struct stRcmdData{ intiCommandLength;//コマンド文字列(lpCommand)の領域サイズ(参照のみ) char*lpCommand;//実行するコマンド文字列 intiConfMsgflag;//確認ダイアログを表示有無 1:表示する 0:表示しない intiReservLength;//予約域(lpReserv)の領域サイズ(参照のみ) char*lpReserv;//予約域コマンド実行否の場合のメッセージ文字列 intiReserv;//予約域 }; |
以下のパラメタ/構造体を編集すれば、カスタマイズすることができます。
リモートコマンド発行の可否を、関数の復帰値により通知してください。
【Windows版】
【UNIX版】
コンパイル環境は以下のとおりです。
エラーメッセージ:関数アドレスの取得に失敗しました。
指定されたコマンドは実行できません。
ヘッダファイルの使用例を以下に示します。
// File Name: mprcmdex.h // Function :RemoteCommand //コマンドチェック用の復帰値構造体 struct stRcmdData{ intiCommandLength;//コマンド文字列(lpCommand)の領域サイズ(参照のみ) char*lpCommand;//コマンド文字列 intiConfMsgflag;//確認ダイアログを表示有無 1:表示する 0:表示しない intiReservLength;//予約域(lpReserv)の領域サイズ(参照のみ) char*lpReserv;//予約域 intiReserv;//予約域 }; __declspec(dllexport) int __stdcall ChkRcmd(char *,int,char **, char **, char *, int,struct stRcmdData *); |
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