Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第3章 一覧表 | > 3.2 ネットワークMIB |
管理対象ノード全体のIP層での送受信パケット数などの単純型オブジェクトと、IPアドレスに関する情報のテーブル、IPルーティングテーブル、MACアドレスへの変換テーブルの3つのテーブル型オブジェクトを参照できます。各テーブル型オブジェクトのインスタンスインデックスは、順にipAdEntAddr、ipRouteDest、ipNetToMediaIfIndexとipNetToMediaNetAddressです。
管理項目 |
MIBオブジェクト |
説明 |
構成管理 |
ipForwarding |
IPゲートウェイとして受信データをフォワーディングするかどうか |
○ipAdEntAddr |
IPアドレス |
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○ipAdEntifIndex |
IPアドレスの識別番号。ifIndexと同じ値 |
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○ipAdEntNetMask |
IPアドレスのサブネットマスク |
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構成管理 障害管理 |
○ipRouteDest |
宛先IPアドレス |
○ipRouteifIndex |
IPルートの識別番号。ifIndexと同じ値 |
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○ipRouteMetric1 |
このルートの主なルーティングメトリック |
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○ipRouteMetric2〜5 |
このルートの副ルーティングメトリック。未使用なら-1 |
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○ipRouteNextHop |
ルートの次のホップ(宛先に直接送れない場合の中間ゲートウェイのIPアドレス) |
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○ipRouteType |
ルートのタイプ |
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○ipNetToMediaifIndex |
MACアドレス(物理アドレス)の識別番号 |
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○ipNetToMediaPhysAddress |
MACアドレス(物理アドレス) |
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○ipNetToMediaNetAddress |
MACアドレス(物理アドレス)に対応するIPアドレス |
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性能管理 |
ipInReceives |
下位からの受信総データグラム数 |
ipInHdrErrors |
フォーマットエラーなどのIPヘッダのエラーで破棄された入力データグラム数 |
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ipInAddrErrors |
宛先アドレスが不正のため破棄された入力データグラム数 |
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ipForwDatagrams |
最終送信相手にフォワードした入力データグラム数 |
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ipInUnknownProtos |
未知や未サポートプロトコルのため破棄された入力データグラム数 |
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ipInDiscards |
資源不足などのために破棄された入力データグラム数 |
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ipInDelivers |
上位プロトコルにうまく渡された総入力データグラム数 |
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ipOutRequests |
上位プロトコルから送信要求を受けた総データグラム数 |
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ipOutDiscards |
資源不足などのために破棄された出力データグラム数 |
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ipOutNoRoutes |
送信相手に送信するためのルートが存在しないため破棄された出力データグラム数 |
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ipRoutingDiscards |
破棄されたルーティングエントリの数 |
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ipReasmReqds |
リアセンブルを必要とした受信IPフラグメントデータ数 |
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ipReasmOKs |
リアセンブルに成功したIPデータグラム数 |
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ipReasmFails |
リアセンブルに失敗したIPデータグラム数 |
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ipFragOKs |
フラグメントに成功したIPデータグラム数 |
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ipFragFails |
フラグメントに失敗して破棄されたIPデータグラム数 |
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ipFragCreates |
フラグメンテーションの結果生じたIPデータグラム数 |
○: テーブル型のオブジェクト
管理対象ノード全体のIP層でのある時点の送受信エラー率、ある時刻xから時刻yでの1秒当たりのフォワード量、受信量は以下の計算式で把握できます。
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