Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
|
目次
索引

|
[EE/GEE]
2.3.30 クラスタノード定義ファイル
■ファイル名
opaclshosts
■使用用途
監視対象待機系ノードの定義では、監視対象とする待機系ノードのホスト名の情報を定義します。
定義は、運用系、待機系の両ノードで、クラスタ関係にあるお互いのノードを定義してください。
■格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpopagt\etc |
Solaris
Linux |
/etc/opt/FJSVsagt/ |
■ファイル形式
NodeName SwHostName
■パラメタ
- NodeName:
- 本パラメタは以下のとおり指定します。
- 【Windows版】
- 監視する待機系ノードのコンピュータ名を指定します。
NodeNameは、128バイト以内で指定します。
- 【UNIX版】
- 監視する待機系ノードのOSのホスト名(注)を指定します。
NodeNameは、128バイト以内で指定します。
- 注)
- /etc/hostsに定義されている、物理IPアドレスに対応したホスト名を指定します。
- SwHostName:
- 監視する待機系ノードについてシステム監視の通信環境定義に基づくホスト名(注)を指定します。
SwHostNameは128バイト以内で指定します。
- 注)
- 監視する待機系ノードの通信環境定義(自ホスト名)に応じて適切なホスト名を指定します。
■参照
stpopasyslog(syslog連携停止コマンド)【UNIX版】
stropasyslog(syslog連携起動コマンド)【UNIX版】
クラスタ待機系監視環境定義ファイル【UNIX版】
■注意事項
- 定義できる待機系ノード数は、1つです。
- NodeNameとSwHostNameの間に半角文字で空白またはタブを設定します。
- 定義は1行で記述します。SwHostNameの後ろは「改行」を設定します。
- 行の先頭に“#”記号がある場合は、“#”記号から「改行」までがコメントになります。
- 1行の定義は、512バイト以内で記述します。
- 本定義ファイルに設定がない場合は、運用管理サーバの待機系監視機能は動作しません。
- 本定義ファイルには、デフォルト値の設定はありません。
- 本定義ファイルは、同一システムへのリストアの場合だけがバックアップ・リストアの対象です。(その他の場合は、バックアップ・リストア対象外です。)
- 本定義ファイルは、汎用エディタで編集します。
【Windows版】
- 本ファイルに定義した内容は、クラスタサービスの再起動時に有効となります。
【UNIX版】
- 本ファイルに定義した内容はシステムの再起動または、Systemwalker Centric Manager(運用系だけ)とsyslog連携の再起動時に有効になります。Systemwalker Centric Manager(運用系だけ)の停止/起動方法は、“Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド”を参照してください。syslog連携の停止/起動方法は、stropasyslogコマンドおよびstpopasyslogコマンドを参照してください。
■使用例
以下の構成の場合について説明します。

- NodeA、NodeB:
- 【Windows版】
コンピュータ名
【UNIX版】
OSのホスト名
- a、b:
- システム監視の通信環境定義に基づくホスト名
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007