Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
|
目次
索引

|
1.2.211 opadessyscsv(メッセージ送信先システム定義のCSV入出力コマンド)
■機能説明
本コマンドは、コマンドを実行したシステムのメッセージ送信先システム定義をCSV形式でファイルに出力します。また、出力されたCSV形式の定義情報を、コマンドを実行したシステムのメッセージ送信先システム定義に入力します。
不当なオプションや複数のオプションを指定したり、オプションの指定がない場合には、以下のエラーメッセージ表示し、コマンドは終了します。
opadessyscsv: エラー: 404: オプションが不適当です
opadessyscsv: 情報: 240: 形式: opadessyscsv -o filename | -i filename
■記述形式
opadessyscsv |
-o "filename" | -i "filename" |
■オプション
- -o "filename":
- メッセージ送信先システム定義をCSV形式でファイルに出力します。"filename"には出力するCSVファイル名を指定します。
- -i "filename":
- CSV形式ファイルの定義情報をメッセージ送信先システム定義に入力します。"filename"には入力するCSVファイル名を指定します。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 1:
- 異常終了
■参照
メッセージ送信先システム定義のCSVファイル
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- Administrator権限が必要です。
- Windows Vista で本コマンドを実行する場合、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
以下にコマンドプロンプトの起動例を示します。
例:
[スタート]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト]を右クリックして表示されるメニューから、[管理者として実行]を選択して起動する。
- 運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
- 運用管理クライアント/クライアントでは、[イベント監視]を選択インストールしたとき実行可能です。
【UNIX】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
- 運用管理クライアント/クライアントでは、[イベント監視]を選択インストールしたとき実行可能です。
■注意事項
- 本コマンドを実行する場合は、コマンドを実行するシステムに接続する[通信環境定義]ウィンドウを閉じている必要があります。
- 出力時、コマンド実行システムにメッセージ送信先システム定義が存在しない場合は、空の出力ファイルが作成されます。
- 出力時、文字コード変換に失敗した場合は、警告メッセージを出力後、変換前の文字コードでCSVファイルに出力します。
- 入力するファイルの形式およびパラメタが不当な場合、本コマンドはエラーメッセージを出力します。このとき、ファイルの定義情報は入力されません。
- 入力時、コマンド実行システムにメッセージ送信先システム定義がすでに存在する場合は、既存定義情報が、入力するCSVファイルの定義情報に上書きされます。入力するファイルに定義情報がない(0バイトファイル)場合、本コマンドはメッセージ送信先システム定義をすべて削除します。
- 入力時、文字コード変換に失敗した場合は、エラーメッセージを出力します。このとき、ファイルの定義情報は入力されません。
- 入力した定義情報を有効にするためには、Systemwalker Centric Managerを再起動する必要があります。
- 入力によってメッセージ送信先システムまたは接続方法が変更/削除された場合は、それぞれの場合に応じて接続構成登録/削除/表示コマンド(opaconstat)を実行してください。
- 入出力するファイル“メッセージ送信先システム定義のCSVファイル”は、mppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)により出力された“通信環境定義メッセージ送信先システムポリシーファイル”のファイルの形式・パラメタと同じになります。ただし、入力時にはRAS接続は設定できません。
■使用例
【Windows版】
- メッセージ送信先システム定義を、ファイル“c:\teigi.csv”に出力します。
opadessyscsv -o "c:\teigi.csv" |
- ファイル“c:\teigi.csv”を編集後、メッセージ送信先システム定義に入力します。
opadessyscsv -i "c:\teigi.csv" |
【UNIX版】
- メッセージ送信先システム定義を、ファイル“/tmp/teigi.csv”に出力します。
/opt/systemwalker/bin/opadessyscsv -o /tmp/teigi.csv |
- ファイル“/tmp/teigi.csv”を編集後、メッセージ送信先システム定義に入力します。
/opt/systemwalker/bin/opadessyscsv -i /tmp/teigi.csv |
■実行結果/出力形式
なし。
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007