Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド |
本コマンドは、サーバ性能監視のディスク使用率およびディスク空き容量を論理ディスク単位にしきい値を変更し監視する場合に、論理ディスク名および監視項目を登録します。本コマンドを実行後、ポリシーを作成し配付・適用することで、論理ディスク単位にしきい値監視することができます。
mptrfbypart |
{ -a|-c|-l } { -s Solaris|Windows|Linux|AIX|HPUX } [ -f|-u ] [ -F filename | disk1 disk2 … ] |
なお、本オプションを指定した場合に、-f|-uおよび-F filename | disk1 disk2 オプションが指定できます。
-f、-uを同時に指定することができます。両方指定された場合は、ディスク空き容量、ディスク使用率の順番で追加されます。-f、-uの両方を省略した場合は、-f、-uの両方指定と同じとみなします。
なお、本オプションを指定した場合は、-fおよび-uオプションの指定は無視されます。
ファイルには、論理ディスク名、ディスク空き容量の監視有無、およびディスク使用率の監視有無の順で指定します。フィールドの区切り文字はスペースまたはタブを使用します。
指定する論理ディスク名は63文字以内で指定してください。
テンプレート種別 Windowsの場合のドライブ名は、エクスプローラなどで表示されるとおり、英大文字で指定してください。
以下にテンプレート種別 Solarisを指定した場合の定義例を示します。
#disk free usage /opt * - /var * * /etc - *
以下にテンプレート種別 Windowsを指定した場合の定義例を示します。
#disk free usage C: * - D: * *
コメント行を記述する場合、1カラム目に「#」を記述します。
複数指定する場合は半角スペースで区切り指定します。
指定する論理ディスク名は63文字以内で指定してください。
テンプレート種別 Windowsの場合のドライブ名は、エクスプローラなどで表示されるとおり、英大文字で指定してください。
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris |
/opt/systemwalker/bin |
HD空き容量(論理ディスク名)
HD使用率(論理ディスク名)
= 2.5MB × 追加監視項目数
= 1.2MB × 追加監視項目数
CPU使用量はコンピュータのスペックや動作環境によって変動する可能性があります。
HD空き容量 : 97656MB
HD使用率 : 0.00%
テンプレート種別 Solaris のディスク空き容量の監視定義として /opt を追加します。
mptrfbypart -a -s Solaris -f /opt
Solaris/Linuxはパーティション単位、Windowsはドライブ単位です。
テンプレート種別 Windows の監視定義をすべて削除します。
mptrfbypart -c -s Windows
テンプレート種別 Solaris の監視定義を出力します。
mptrfbypart -l -s Solaris
監視定義の出力形式について、以下に示します。
(1) (2) (3) /opt * - /var * *
(1) 論理ディスク名
(2) ディスク空き容量の監視定義が有効な場合は“*”、無効な場合は“-”
(3) ディスク使用率の監視定義が有効な場合は“*”、無効な場合は“-”
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