Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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1.2.183 Mpsas_servset(システム監視API設定コマンド)
■機能説明
運用管理サーバで、システム監視のAPIの利用について“利用できる”または“利用できない”に設定します。
システム監視のAPIの内、リアルタイムに読み出すAPIを利用するときだけ関係します。
■記述形式
Mpsas_servset |
{MSGSTAT|EVTSTAT} {1|0} |
■オプション
- MSGSTAT:
- 監視メッセージのAPIのうち、リアルタイムに読み出すAPIの利用について設定します。以下のAPIが該当します。
- 【Windows】
- Mp_OpenMsg()
Mp_ReadMsg()
Mp_GetMsgMap()
Mp_CloseMsg()
- 【Solaris/Linux】
- Mp_OpenMsg()
Mp_ReadMsg()
Mp_CloseMsg()
- EVTSTAT:
- 監視イベントのAPIのうち、リアルタイムに読み出すAPIの利用について設定します。以下のAPIが該当します。
- 【Windows】
- Mp_OpenEvent()
Mp_ReadEvent()
Mp_GetEventMap()
Mp_CloseEvent()
- 【Solaris/Linux】
- Mp_OpenEvent()
Mp_ReadEvent()
Mp_CloseEvent()
- 1:
- “利用できる”に設定します。
- 0:
- “利用できない”に設定します。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 0以外:
- 異常終了
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris
Linux |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- Administrator権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
- Systemwalker Centric Managerの動作中に本コマンドを実行した場合、すぐには設定が反映されません。設定を反映するにはSystemwalker Centric Managerを再起動してください。
- Systemwalker Centric Managerの停止時に本コマンドを実行した場合、次にSystemwalker Centric Managerを起動した時に設定が反映されます。
【Solaris/Linux】
- 本コマンドの実行時は、環境変数LD_LIBRARY_PATHに“/opt/systemwalker/lib”を設定してください。
■使用例1
監視イベントのAPIを利用できるように設定します。
Mpsas_servset EVTSTAT 1
■使用例2
監視メッセージのAPIを利用できないように設定します。
Mpsas_servset MSGSTAT 0
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