Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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1.2.159 mpmonresume(監視抑止解除コマンド)
■機能説明
これまで監視抑止を行っていたノードに対して、監視抑止を解除します。
運用管理サーバ上でコマンドを起動します。
操作対象は入力ファイルによって指定し、複数ノードを一括して指定することも可能です。
■記述形式
mpmonresume |
-f "入力ファイル" [-z] |
■オプション
- -f "入力ファイル":
- 操作の対象ノードの情報を記載するファイルを、フルパスで指定します。
- -z:
- ポリシー配付を実施しない場合に指定します。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 0以外:
- 異常終了
■参照
監視抑止解除ファイル
■コマンド格納場所
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE
Windows(R) 2000 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris
Linux |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- Administrator権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
- Systemwalker Centric Managerのバージョンが混在している場合、整合性、および接続性について、以下の注意が必要です。
- 抑止対象のノードが部門管理サーバ配下にある場合は、部門管理サーバにインストールされているSystemwalker Centric Managerのバージョンレベルは、V13.2.0 以降である必要があります。
- 業務サーバや部門管理サーバにインストールされているSystemwalker Centric Manager のバージョンレベルがV13.2.0より古い場合、そのサーバ自身を監視抑止の対象とすることはできません。
- 監視抑止解除の反映タイミングについて
- 監視抑止の解除は、ポリシー配付を行うことによって適用されます。ポリシー設定を行い、配付を行わなかった場合は、ノード構成情報の自動配付のタイミングで適用されます。
- "-z"オプションを指定した場合は、監視コンソールから別途ポリシー配付を実施する必要があります。ポリシー配付を実施しない場合は、以下の影響があります。
- コマンドによる監視抑止の解除の結果が反映されません。
- 構成情報の変更結果が反映されず、ネットワーク管理の監視、および、SNMPトラップ監視が正しく動作しない場合があります。
- 運用管理サーバ二重化環境(連携型)の場合は、必ず従系サーバから先に実行してください。従系サーバから実行しない場合は、主系サーバ、従系サーバにおける通知イベントに差異が発生し、サーバ間連携などのイベント通知に関連する機能が正しく動作しない場合があります。
■使用例
入力ファイルに定義されているノードに対して監視抑止を解除します。
【Windows】
入力ファイルが、c:\temp\node.csvのとき
mpmonresume -f c:\temp\node.csv |
【Solaris/Linux】
入力ファイルが、/tmp/node.csvのとき
mpmonresume -f /tmp/node.csv |
入力ファイル(node.csv)は以下の形式とします。
複数ノード指定の場合は、ノードごとに1行設定します。
10.10.10.1, host1
10.10.10.2, host2
: |
■実行結果/出力形式
なし。
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