Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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[EE/GEE]
1.2.140 MpFwSetDup(運用管理サーバ二重化設定コマンド)
■機能説明
本コマンドは、オプション指定により、運用管理サーバ二重化環境の設定/解除、被監視運用管理サーバの追加/削除などを行います。
■記述形式
MpFwSetDup |
-f 機能名 [-a -c 接続方法 -h ホスト名 -s サブネットアドレス -m サブネットマスク -o ホスト名] |
■オプション
- -f 機能名:
- 本コマンドが実行する機能を以下から指定します。
- prm:
- 運用管理サーバ二重化主系サーバの設定をする場合に指定します。
- sec:
- 運用管理サーバ二重化従系サーバの設定をする場合に指定します。
- rem:
- 運用管理サーバ二重化主系/従系サーバの設定を解除する場合と、連携する運用管理サーバ二重化従系サーバを削除する場合に指定します。
- add:
- 連携する運用管理サーバ二重化従系サーバを追加する場合に指定します。
- chg:
- 運用管理サーバ二重化主系サーバを変更する場合に指定します。
- mod:
- 本コマンドにより設定した情報を変更する場合に指定します。
- inf:
- 本コマンドにより設定した情報を表示する場合に指定します。
- -a:
- -fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
- rem:
- 運用管理サーバ二重化主系/従系サーバの設定を解除する場合に指定します。
- -c 接続方法:
- 接続方法を指定します。
- 0:
- 常時接続
- 1:
- 必要時接続
-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
- sec:
- 運用管理サーバ二重化主系サーバとの接続方法を指定します。省略された場合は必要時接続として設定します。
- add:
- 追加する運用管理サーバ二重化従系サーバとの接続方法を指定します。省略された場合は必要時接続として設定します。
- chg:
- 変更後の運用管理サーバ二重化主系サーバとの接続方法を指定します。
- mod:
- 連携する運用管理サーバ上との接続方法を変更する場合に、変更後の接続方法を指定します。
- -h ホスト名:
- -fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
- sec:
- 運用管理サーバ二重化主系サーバのホスト名を指定します。
- rem:
- 削除する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名を指定します。
- add:
- 追加する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名を指定します。
- chg:
- 変更後の運用管理サーバ二重化主系サーバのホスト名を指定します。
- mod:
- 変更対象となるサーバのホスト名を指定します。
- -s サブネットアドレス:
- -fオプションで次の機能が指定され、主系サーバで実行された場合に有効となります。
- add:
- 運用管理サーバ二重化従系サーバのサブネットアドレスを指定します。
- -m サブネットマスク:
- -fオプションで次の機能が指定され、主系サーバで実行された場合に有効となります。
- add:
- 運用管理サーバ二重化従系サーバのサブネットマスクを指定します。
- -o ホスト名:
- -fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。
- mod:
- 変更後のホスト名を指定します。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 0以外:
- 異常終了
■参照
表:運用管理サーバ二重化設定用コマンド
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris
Linux |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- システム管理者(Administratorユーザ)でのみ実行可能です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
同時に実行できるコマンドのインスタンスは1とします。
■使用例1
運用管理サーバ二重化主系サーバの設定を実施します。
MpFwSetDup -f prm
■使用例2
運用管理サーバ二重化従系サーバの設定を実施します。なお、運用管理サーバ二重化主系サーバのホスト名は“hosta”、接続方法は“必要時接続”とします。
MpFwSetDup -f sec -h hosta
■使用例3
運用管理サーバ二重化従系サーバで、運用管理サーバ二重化従系サーバの追加を実施します。なお、追加する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名は“hostb"、接続方法は“常時接続”とします。
MpFwSetDup -f add -h hostb -c 0
■使用例4
運用管理サーバ二重化主系サーバで、運用管理サーバ二重化従系サーバの追加を実施します。なお、追加する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名は“hostb"、サブネットアドレスは“10.10.10.0"、サブネットマスクは“255.255.255.0"、接続方法は“常時接続”とします。
MpFwSetDup -f add -h hostb -s 10.10.10.0 -m 255.255.255.0 -c 0
■使用例5
運用管理サーバ二重化主系サーバ上で、連携する運用管理サーバ二重化従系サーバの削除を実施します。なお、削除する運用管理サーバ二重化従系サーバのホスト名は“hostc”とします。
MpFwSetDup -f rem -h hostc
■使用例6
運用管理サーバ二重化主系サーバの設定解除を実施します。
MpFwSetDup -f rem -a
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