Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -

1.2.128 mpdrpclr(構成情報削除コマンド)

部門管理サーバの構成情報とネットワーク管理の監視ポリシーを削除します。

■機能説明

部門管理サーバは、運用管理サーバから配付されたノードの構成情報により範囲を限定し監視等を行い、その結果を運用管理サーバに通知しています。運用形態の変更などによって部門管理サーバをほかのサーバに変更したり廃止したりした場合でも、このままでは監視結果が通知され続けます。この部門管理サーバとしての機能を停止させるためには、部門管理サーバをアンインストールするか、本コマンドを実行します。

■記述形式

【Windows版】

Mpdrpclr

【Solaris/Linux版】

mpdrpclr.sh

■復帰値

0：

正常終了

0以外：

異常終了

■参照

mpdrpspm(構成情報配付コマンド)【Windows版】

mpdrpspa.sh(構成情報配付コマンド)【UNIX版】

表:構成管理用コマンド

■コマンド格納場所

Windows	Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpNetmgr\bin
Solaris Linux	/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

• Administrator権限が必要です。
• 部門管理サーバで実行可能です。

【Solaris/Linux】

• システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
• 部門管理サーバで実行可能です。

■注意事項

• 誤って構成情報を削除した場合には、構成情報配付コマンドを使用して運用管理サーバから構成情報を一括配付することで復旧できます。
• 本コマンド実行時にはSystemwalker Centric Managerが起動している必要があります。

■使用例

部門管理サーバをほかのサーバに変更したため、構成情報を削除します。

【Windows版】

mpdrpclr

【Solaris/Linux版】

mpdrpclr.sh

■実行結果/出力形式

正常終了の場合は、標準出力に以下のように表示されます。

【Windows版】

mpdrpclr success

【Solaris/Linux版】

stop ntc daemon.
stop trap daemon.
start trap daemon.
start ntc daemon.