Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -

^[EE/GEE]
1.2.57 f3crbaut(運用管理サーバ二重化運用(連携型)ヘルプデスク主系／従系切り替えコマンド)

■機能説明

運用管理サーバ二重化運用（連携型）において、ヘルプデスクの主系／従系の切り替えを行うコマンドです。

■記述形式

【Windows版】

f3crbaut

[ { /b | /r } ]

【Solaris/Linux版】

f3crbaut

[ { -b | -r } ]

■オプション

【Windows版】

/b:

本オプションを指定すると、ヘルプデスクの従系設定を行います。 /rオプションとは排他です。

/r:

本オプションを指定すると、ヘルプデスクの従系設定を解除します。 /bオプションとは排他です。

/b、/rのどちらも省略した場合、ヘルプデスクの従系設定を解除します。

【Solaris/Linux版】

-b:

本オプションを指定すると、ヘルプデスクの従系設定を行います。-rオプションとは排他です。

-r:

本オプションを指定すると、ヘルプデスクの従系設定を解除します。 -bオプションとは排他です。

-b、-rのどちらも省略した場合、ヘルプデスクの従系設定を解除します。

■復帰値

0:

正常終了

0以外:

異常終了

■コマンド格納場所

Windows	Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin
Solaris Linux	/opt/FJSVshlpm/bin

■実行に必要な権限／実行環境

【Windows】

• Administratorユーザのみが実行可能です。
• 運用管理サーバで実行可能です。

【Solaris/Linux】

• システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
• 運用管理サーバで実行可能です。

■注意事項

• 本コマンドは、“Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド（連携型）”に記載されている手順に従い、運用管理サーバ二重化運用（連携型）の場合だけ使用してください。
• 本コマンドの実行時は、Systemwalker Centric Managerが起動されていることが必要です。

【Solaris/Linux版】

• 本コマンドの実行時は、環境変数LD_LIBRARY_PATHに以下の値が設定されていることが必要です。

  Solarisの場合： /opt/systemwalker/lib:/opt/FSUNrdb2b/lib

  Linuxの場合： /opt/systemwalker/lib:/opt/FJSVrdb2b/lib

■使用例

【Windows版】

ヘルプデスク従系設定を行います。ここでは、c:\win32appにSystemwalkerがインストールされていると仮定しています。

c:\win32app\mpwalker.dm\bin\f3crbaut /b

【Solaris/Linux版】

ヘルプデスク従系設定を行います。

/opt/FJSVshlpm/bin/f3crbaut -b