Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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1.2.56.1 監視イベント状態変更(ustatus)
本コマンドは、運用管理サーバで、ustatus機能オプションを指定することにより、監視イベントの状態を任意の状態に変更できます。また、監視イベントの状態が“調査中”のまま変更できなくなってしまったときには、“調査中”状態を解除する(“調査中”になる前の状態に戻す)ことが可能です。
■機能説明
正常に監視イベントの状態を変更すると、コマンドは変更後の監視イベントの情報を出力します。
■記述形式
evtutlnt |
ustatus -t 監視イベント番号 [-s 状態 [-i] | -c] |
■オプション
- ustatus:
- 監視イベントの状態変更機能の指定です。
- -t 監視イベント番号:
- 状態を変更する監視イベントの番号を指定します。
- -s 状態:
- 変更後の状態を、以下の文字列で指定します。
- "Trouble":
- 未対処
- "Dealt":
- 対処済
- "Deferred":
- 保留
- "Replied":
- 応答済
-iオプションおよび-c オプションと同時には指定できません。
-s オプション、-iオプション、-cオプションも省略した場合は、-s Troubleが指定されたものとして動作します。
- -i:
- “調査中”状態に設定します。指定を行わなかった場合は、“調査中”状態になりません。
-sオプションおよび-c オプションと同時には指定できません。
- -c:
- 「調査中」状態を解除します。
監視イベントの状態は、“調査中”状態になる前の状態に戻ります。
-s オプション、および-iオプションと同時には指定できません。
■復帰値
- 0:
- 正常
- 1以上:
- 異常
■参照
表:監視画面用コマンド
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris
Linux |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- Administrator権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
コマンドがエラーとなる場合は、以下の点を確認してください。
- Systemwalker Centric Managerが起動されていること
- 指定した監視イベント番号に誤りがないこと
- 指定したオプションの組み合わせに誤りがないこと
■使用例1
監視イベント番号10番の監視イベントを“対処済”状態に変更します。
evtutlnt ustatus -t 10 -s Dealt
■使用例2
監視イベント番号12番の“調査中”状態の監視イベントの“調査中”状態を解除します。
evtutlnt ustatus -t 12 -c
■実行結果/出力形式
標準出力に、状態を変更した監視イベントの内容が以下の形式で出力されます。変更結果の確認は[Systemwalkerコンソール]で行ってください。
UpdateEventStatus() code = 0
header:13
EventID/DN051114153342@00000000@000104362@000001
EventSp/MpMcsys@20051114@000001
EventType/Alarm.sys
Sender/MpMcsys
OID/DN051114153342_150_107
DomainName/DN051114153342
ClassName/Mp_O:Mp_Mo:Mp_Node
SendTime/20051202072325.282000+540
RecvTime/20051202162325.292000+540
Priority/NORMAL
UserName/MpMcsys
VLinfo/1.0
EvStat/
data:32
Type/NORMALMSG
Category/アプリケーション
Severity/Level_2
NodeName/ssl1
ObjectName/ssl1
IpAddr/10.34.166.17
Timestamp/20051202162325.000000+540
Eventtext/AP:MpOpagt: エラー: 9999:MpOpagt Test Message(2005年12月2日 16:23:25
)
ActionNum/0
FilterFlag/YYYN
ActionFlag/TOAOL
Color/FFFF
OsType/58
DomType/0
SubmsgNum/0
SysType/0
Hostx_Flag/0
BlockNum/0000
Details/00000000
RelayFlag/Y
CharSet/3
DMVL/000c000a
DMSuffix/
DMUPDnum/
DMServer/5c99c3
StartTime/20051202162338.341000+540
EndTime/
Status/0000
Dealer/
Memo/
Label/運用管理サーバ
EventNum/00017bf3
bin:0 |
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