Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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1.2.7 apl_event_change(イベント出力変更コマンド)
■機能説明
アプリケーション異常のイベントをノード異常のイベントとして出力するか、アプリケーション異常のイベントして出力するかを切り替えます。
■記述形式
apl_event_change |
{APL|NODE} |
■オプション
- APL:
- アプリケーション異常のイベントをアプリケーションの異常として出力します。
- NODE:
- アプリケーション異常のイベントをノードの異常として出力します。
■復帰値
- 0:
- 正常
- 1:
- 入力エラー
- 2:
- その他のエラー
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\Mpapagt\opt\bin |
Solaris
Linux |
/opt/FJSVsapag/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- Administrator権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
- コマンドを実行すると、アプリケーション管理サービス/デーモンの再起動が行われます。
- 本コマンドは二重起動できません。
- Systemwalker Centric Managerのサービス起動処理が完了するまでは、本コマンドを実行しないでください。
- 本コマンド実行中に、運用管理サーバに対して、アプリケーション管理の以下のポリシーを“すぐに適用する”で配付しないでください。
- アプリケーションの検出
- しきい値監視の設定
- 稼働監視の設定
- 動作の設定
- 運用管理サーバに対して、アプリケーション管理の以下のポリシーを“すぐに適用する”で配付中に、本コマンドを実行しないでください。
- アプリケーションの検出
- しきい値監視の設定
- 稼働監視の設定
- 動作の設定
■使用例1
アプリケーション異常のイベントをノード異常のイベントとして出力するように定義ファイルを変更します。
【Windows版】
apl_event_change NODE
【Solaris/Linux版】
/opt/FJSVsapag/bin/apl_event_change NODE
アプリケーション管理サービス/デーモンが再起動され、アプリケーション異常のイベントがノードの異常として出力されます。
■使用例2
アプリケーション異常のイベントをアプリケーション異常のイベントとして出力するように定義ファイルを変更します。
【Windows版】
apl_event_change APL
【Solaris/Linux版】
/opt/FJSVsapag/bin/apl_event_change APL
アプリケーション管理サービス/デーモンが再起動され、アプリケーション異常のイベントがアプリケーションの異常として出力されます。
■実行結果/出力形式
正常時:
復帰値0
メッセージ出力はありません。
異常時:
- メッセージ内容:
- INFO : It attaches and stops during policy distribution.
- 出力契機:
- アプリケーション管理の停止操作中にコマンドを実行した場合
- 対処方法:
- アプリケーション管理の停止操作中にコマンド操作されたための通知メッセージです。しばらく待ってから再度、コマンドを実行してください。
- メッセージ内容:
- ERROR : Install Information ABNORMAL.
- 出力契機:
- Systemwalker Centric Managerのインストール種別が取れない場合
- 対処方法:
- Systemwalker Centric Managerの環境が破壊されている可能性があります。
Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
再発する場合には、Systemwalker Centric Managerを再インストールしてください。
- メッセージ内容:
- ERROR : apl_event_ch command must execute on Management Server.
- 出力契機:
- 運用管理サーバ以外でコマンドが実行された場合
- 対処方法:
- 本コマンドは運用管理サーバ以外での実行はできません。
運用管理サーバで実行してください。
- メッセージ内容:
- Usage : apl_event_change [APL/NODE]
- 出力契機:
- 入力パラメタが誤っている場合
- 対処方法:
- 入力パラメタが誤っています。Usageに表示されているパラメタでコマンドを実行してください。
- メッセージ内容:
- Can not access configuration directory from a standby system.
- 出力契機:
- 運用管理サーバがクラスタ運用されているときに待機系でコマンドが実行された場合
- 対処方法:
- 運用管理サーバがクラスタ運用されているときに待機系でコマンドの実行はできません。運用系に切り替えて実行してください。
- メッセージ内容:
- ERROR : Cannot retrieve folder path.
- 出力契機:
- 共有ディスクのパスが求められない場合
- 対処方法:
- クラスタセットアップに失敗している可能性があります。
正しくクラスタセットアップが行われているかクラスタ環境を確認してください。
クラスタセットアップが正しく行われている場合は保守情報収集コマンド(swcolinf)により[性能監視・稼働監視]の保守情報を採取して、技術員へ連絡してください。
- メッセージ内容:
- Failed to stop the Application Management.[%1]
- %1:
- 内部コード
- 出力契機:
- アプリケーション管理エージェントの停止に失敗した場合
- 対処方法:
- Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
- メッセージ内容:
- Failed to stop the Application Interstage Management.[%1]
- %1:
- 内部コード
- 出力契機:
- アプリケーション管理Interstage連携機能の停止に失敗した場合
- 対処方法:
- Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
- メッセージ内容:
- Failed to start the Application Interstage Management.[%1]
- %1:
- 内部コード
- 出力契機:
- アプリケーション管理Interstage連携機能の起動に失敗した場合
- 対処方法:
- Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
- メッセージ内容:
- Failed to start the Application Management.[%1]
- %1:
- 内部コード
- 出力契機:
- アプリケーション管理エージェントの起動に失敗した場合
- 対処方法:
- Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
- メッセージ内容:
- This command is busy. After waiting for a while, please reexecute.
- 出力契機:
- 本コマンドをほかの端末から実行している場合
- 対処方法:
- 本コマンドをほかの端末から実行しているか確認してください。
ほかの端末から実行している場合はコマンドが終了してから再度、コマンドを実行してください。
ほかの端末から実行されていない場合は保守情報収集コマンド(swcolinf)により[性能監視・稼働監視]の保守情報を採取して、技術員へ連絡してください。
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