Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery 業務サーバクラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 - |
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第5章 利用機能別に必要な設定 |
業務サーバ(プライマリとセカンダリ)に運用形態名を定義することで、クラスタ名の代わりに運用形態名が、[Systemwalkerコンソール]に表示されます。また、クラスタのフェールオーバに連動して、運用形態名を動的に変化させることができます。
定義ファイルは、以下の場所に格納されています。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpopagt\ETC\oparuntype |
定義ファイルの形式は以下のとおりです。
DEFRUNTYPE ON | OFF |
クラスタ名表示を指定します。
グループの状態が、RUNTYPEの定義行の次行以降に定義したグループの状態になると、RUNTYPEに定義した運用形態とみなされます。上の行にある定義が優先されます。RUNTYPE定義は、64行まで定義することができます。
グループを定義していない場合は、“ON”でも“OFF”でも一致とみなされます。
運用形態名:
最大16バイトの文字列で定義します。
サービス名:
MSCSに登録したグループ名を、最大128バイトの文字列で定義します。
ON:グループの状態が、オンラインです。
OFF:グループの状態が、オフラインです。
DEFRUNTYPE、RUNTYPEおよびGROUPの組み合わせと表示結果を、以下の表に示します。
DEFRUNTYPE |
RUNTYPE,GROUP |
表示 |
---|---|---|
ON |
一致する運用形態名なし |
クラスタ名 |
一致する運用形態名あり |
運用形態名 |
|
OFF |
一致する運用形態名なし |
なし |
一致する運用形態名あり |
運用形態名 |
以下に設定例を示します。以下の設定例では、サービスAが運用系で動作している場合、運用形態名は“正常”と表示され、フェールオーバによりサービスAが待機系に移行した場合、運用形態名は“異常”と表示されます。
DEFRUNTYPE ON |
DEFRUNTYPE ON |
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