Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Software Delivery 業務サーバクラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 -
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第2章 環境> 2.2 サポートするクラスタシステムの形態

2.2.2 1:N運用待機

MSCSにSystemwalker Centric Manager業務サーバを導入する場合は、以下の運用形態をサポートします。運用形態の詳細は、MSCSのマニュアルを参照してください。

Systemwalker Centric Manager

の運用形態

MSCS

の運用形態

1:1

1:1運用待機

1:N

  • フェールオーバリング
  • ランダム

MSCSの運用形態が、「フェールオーバリング」または「ランダム」の場合、各ノードでそれぞれ別のアプリケーションが動作しています。

1つのノードで障害が発生した場合、別のアプリケーションが動作しているノードに、障害が発生したノードで動作していたアプリケーションの処理が引き継がれます。

「フェールオーバリング」は、どのノードにフェールオーバするか順序が決まっています。「ランダム」は、障害発生時にランダムな選択によりノードを決定し、フェールオーバします。

MSCSの運用形態が、フェールオーバリングまたはランダムの場合、Systemwalker Centric Managerが動作するノードを運用系とし、そのほかのノードをすべて待機系として説明します。

1:N(フェールオーバリング、ランダム)の構成図の例を以下に示します。

 


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