Symfoware Server メッセージ集
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第6章 RDBが内部矛盾を検出して異常終了した場合に出力されるメッセージ

6.11 分類コード16.1.39.xxx番台のメッセージ

6.11.1 分類コード16.1.39.2147483911 

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。
Symfoware/RDBを再起動してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0
中間バックアップファイル
  格納場所:
    オプションで指定した中間バックアップファイル格納先ディレクトリパスの、
    以下のファイルです。
    rdbgcdsiコマンドの場合
    - _rdbgcdsi.データベース名.DSI名.システムID
    rdbgcdicコマンドの場合
    - _rdbgcdic.システムID
  取得方法:
    rdbcpraw コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i ファイル名 -o /dev/st0
引き継ぎファイル
  格納場所:
    /opt/FJSVrdb2b/etc/sysrscinf にある、以下のファイルです。
    - コマンド名.tkovfile.データベース名.DSI名.システムID.FIX
    - コマンド名.tkovfile.データベース名.DSI名.システムID.UNL
    - コマンド名.tkovfile.データベース名.DSI名.システムID.WKS
    - コマンド名.tkovfile.データベース名.DSI名.システムID.DBS
  取得方法:
    rdbcpraw コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i ファイル名 -o /dev/st0

6.11.2 分類コード16.1.39.258 

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。
Symfoware/RDBを再起動してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0

6.11.3 分類コード16.1.39.3332 

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。
“Symfoware Server RDB運用ガイド”または“Interstage Busuness Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”に従って、
RDBディレクトリファイルのリカバリを行ってください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0
RDBディレクトリファイル
  格納場所:
    データベース用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタファイル
    のRDBDIRSPACE1で指定したパスの、“DIR_FILE1”という名称のUNIXファイ
    ル です。
    RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタフ
    ァイルのRDBDIRSPACE2で指定したパスの、“DIR_FILE2”という名称のUNIX
    ファイルです。
  取得方法:
    データベース用とRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルを、rdbcpraw
    コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i /home/rdbdir/DIR_FILE1 -o /dev/st0
      rdbcpraw -i /home/rdbdir/DIR_FILE2 -o /dev/st0
RDBディクショナリ
  格納場所:
    rdbcrdicコマンドの-rオプションで指定したローデバイスです。
  取得方法:
    RDBディクショナリをrdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてくださ
    い。
      操作例:
        rdbcpraw -i /dev/rdsk/c0t1d0s1 -o /dev/st0

6.11.4 分類コード16.1.39.8450 

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。
Symfoware/RDBを再起動してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0
データベーススペース
  格納場所:
    rdbddlexコマンドのCREATE DBSPACE文で指定したローデバイスです。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i /dev/rdsk/c0t1d0s1 -o /dev/st0

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