Symfoware Server メッセージ集
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第6章 RDBが内部矛盾を検出して異常終了した場合に出力されるメッセージ

6.8 分類コード16.1.34.xxx番台のメッセージ

6.8.1 分類コード16.1.34.1282 

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。
“RDB管理者ガイド”に従って、RDBディレクトリファイルのリカバリを行って
ください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0
RDBディレクトリファイル
  格納場所:
    データベース用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタファイル
    のRDBDIRSPACE1で指定したパスの、“DIR_FILE1”という名称のUNIXファイ
    ル です。
    RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタフ
    ァイルのRDBDIRSPACE2で指定したパスの、“DIR_FILE2”という名称のUNIX
    ファイルです。
  取得方法:
    データベース用とRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルを、rdbcpraw
    コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i /home/rdbdir/DIR_FILE1 -o /dev/st0
      rdbcpraw -i /home/rdbdir/DIR_FILE2 -o /dev/st0

6.8.2 分類コード16.1.34.131331 

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。
Symfoware/RDBを再起動してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0
データファイル
  格納場所:
    オペランドで指定したデータファイルです。
  取得方法:
    rdbcpraw コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i ファイル名 -o /dev/st0

6.8.3 分類コード16.1.34.261 

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。
Symfoware/RDBを再起動してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0

6.8.4 分類コード16.1.34.262405 

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。
Symfoware/RDBを再起動してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0
ソート作業域ファイル
  格納場所:
    オプションで指定した作業用ディレクトリの、ファイル名が以下の文字
    列で始まるファイルです。
    - SYMFORDBC
    なお、オプションで作業用ディレクトリを指定していない場合には、
    /tmpにあります。
  取得方法:
    rdbcpraw コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i ファイル名 -o /dev/st0

6.8.5 分類コード16.1.34.65793 

[利用者の処置]

調査資料を取得後に、以下に示すリカバリ作業を行ってください。
“RDB管理者ガイド”に従って、バックアップファイルを使用しない方法でリカバリし
てください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0
rdbdmpコマンドによる退避データ
  格納場所:
    rdbdmp、または、rdbrcvコマンドで指定したバックアップ場所に存在します。
  取得方法:
    既に、バックアップ済みの退避データをrdbcprawコマンド等により、別の2次記憶媒体に
    バックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i 退避データ -o /dev/st0
rdbcprawコマンドによるDBスペースの退避データ
  格納場所:
    IOEモードでのrdbrcvコマンドを実行する以前に、取得していたDBスペー
    スの退避データです。
  取得方法:
    既に、バックアップ済みのバックアップデータをrdbcprawコマンドなどで、別の2次記憶
    媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i 退避データ -o /dev/st0

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