Symfoware Server メッセージ集
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第3章 メッセージ番号がJYPで始まるメッセージ

3.33 JYP5000番台のメッセージ

3.33.1 JYP5000E 

RDBIIディクショナリの領域不足が発生しました.

[状態コード]

72000

[メッセージの意味]

RDBディクショナリの空き領域が不足しています。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルに従って、データベーススペースの容量拡張を行ってから、再実行してください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”のRDBディクショナリの容量拡張
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディクショナリの容量拡張

3.33.2 JYP5001E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”の容量が不足しました.

[状態コード]

72000

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”の容量が不足しました。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名
@3@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

障害が検出されたDSIがCYCLIC構造でなければ、“Symfoware Server RDB運用ガイド”のデータベースの容量拡張に従って、DSIの容量拡張を行い、再実行してください。 障害が検出されたDSIがCYCLIC構造であれば、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”の高信頼性ログ機能の運用情報の表示に従って、エントリの状態を確認してください。 INH状態のエントリが存在する場合は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のユーザログテーブルのリカバリに従って、INH状態のエントリをリカバリしてください。 リカバリ後のエントリは、EMPTYまたはFULL状態になります。 FULL状態のエントリが存在する場合は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のユーザログテーブルからユーザログのエクスポートに従って、エントリ内容を外部ファイルに出力してください。 エクスポートすることにより、エントリはEMPTY状態となり、容量不足が解消されます。

3.33.3 JYP5002E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”の初期化が完了していません.

[状態コード]

71220

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”の初期化が完了していません。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名
@3@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

表のDSIの場合はDSIを初期化をしてください。インデックスのDSIの場合はインデックスのDSIを創成してください。

3.33.4 JYP5003E 

データベースが破壊されています.code :“@1@”

[状態コード]

71720

[メッセージの意味]

データベースが破壊されています。code :“@1@”

[パラメタの意味]

@1@: 破壊の状態を示すコード
01: 表とインデックスの対応がとれていません
02: BLOB型項目の長さ部が正しくありません

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

表の再作成を実施してください。

3.33.5 JYP5004E 

テンポラリログ域の領域が不足しました.

[状態コード]

40701

[メッセージの意味]

テンポラリログ域の領域が不足しました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時は、このSQL文の処理を取り消します。 RDBコマンドの実行時は、このコマンドの処理を取り消します。

[利用者の処置]

以下の何れかの対処を行ってから、テンポラリログ枯渇エラーとなったアプリケーション、または、RDBコマンドを再実行してください。
− 長トランザクションによってBIログ域が枯渇した可能性があるため、長トランザクションを終了してください。
− “Symfoware Server セットアップガイド”の資源の見積もりに従って、AIログ域サイズ及び、BIログ域サイズを再見積もりし、“Symfoware Server RDB運用ガイド”または“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のテンポラリログファイルの変更に従って、テンポラリログファイルのBIログ域サイズおよびAIログ域サイズを増やしてください。
− “Symfoware Server トラブルシューティング集”のアプリケーション実行時のエラーメッセージを参照して原因を取り除いてください。

3.33.6 JYP5005E 

同時に実行できるトランザクション数の上限値を超えました.

[状態コード]

71700

[メッセージの意味]

同時に実行できるトランザクション数の上限値を超えました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

同時に走行しているトランザクションが減少してから再実行してください。 または、以下のいずれかのマニュアルに従って、テンポラリログファイルのトランザクションエントリ数を増やしてから、再実行してください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”のテンポラリログファイルの変更
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のテンポラリログファイルの変更

3.33.7 JYP5006E 

メモリプール不足が発生しました.メモリプール名=“@1@”.

[状態コード]

73100

[メッセージの意味]

メモリプール不足が発生しました。

[パラメタの意味]

@1@: プール種別

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBを停止して、プールの最大量を変更し、Symfoware/RDBを再起動してからコマンドまたはアプリケーションを実行してください。

3.33.8 JYP5007E 

RDBIIサーバ空間内のメモリ不足が発生しました.

[状態コード]

73110

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBサーバ空間内のメモリ不足が発生しました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

− 以下のマニュアルを参照して、メモリの見積もりを行ってください。 “Symfoware Server セットアップガイド” メモリの見積り式、または、“Interstage Business Application Server  運用ガイド(高信頼性ログ編)”の資源の見積もり
− 使用しているメモリ量を抑えるためのメモリチューニングを行ってください。主な観点は以下の通りです。
     ・デフォルトバッファを取り過ぎてないか。       詳細は、“Symfoware Server セットアップガイド”デフォルトバッファサイズを参照してください。
     ・共用バッファプールを取り過ぎていないか。       詳細は、“Symfoware Server セットアップガイド”RDB構成パラメタファイルによる定義を参照してください。
     ・RDBEXTMEMを取り過ぎていないか。       詳細は、“Symfoware Server セットアップガイド”RDB構成パラメタファイルによる定義を参照してください。
     ・SORT_MEM_SIZE/WORK_MEM_SIZEを取り過ぎていないか。       詳細は、“Symfoware Server RDB運用ガイド”ソートおよびワークのメモリチューニングを参照してください。
− Symfoware Server Enterprise Edition、Symfoware Server Standard Editionを使用している場合は、Symfoware Server プロセスの仮想メモリサイズが、32bit プロセス空間の最大仮想メモリサイズを超えないようにシステム設計を行なってください。

3.33.9 JYP5008E 

RDBIIディクショナリにアクセス中に共用バッファの枯渇が発生しました.

[状態コード]

73210

[メッセージの意味]

RDBディクショナリアクセス中に共用バッファプールのバッファが枯渇しました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルのRDBSYSBUFを参照し、デフォルトのバッファのバッファ枚数を増やしてください。
  - “Symfoware Server セットアップガイド”のRDB構成パラメタファイルによる定義
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDB構成パラメタファイルの編集

3.33.10 JYP5009E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースにアクセス権が与えられていません.

[状態コード]

74010

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースにアクセス権が与えられていません。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名
@3@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

データベース管理者よりアクセス権を取得してください。

3.33.11 JYP5010E 

RDBIIディクショナリがアクセス禁止状態です.

[状態コード]

71410

[メッセージの意味]

RDBディクショナリがアクセス禁止状態のとき、アプリケーションまたはコマンドが実行されました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

RDBディクショナリの運用情報をrdbinfコマンドを使用し確認して、その閉塞状態に従ってリカバリしてください。
  −  利用者がrdbinhコマンドを使用して、RDBディクショナリをアクセス禁止状態にしている場合は、rdbpmtコマンドによりこれを解除してください。
  −  インダウト状態の場合は、“Symfoware Server 並列クラスタオプション説明書”のインダウトリカバリに従って、RDBディクショナリをリカバリしてください。
  −  それ以外の場合は、以下のいずれかのマニュアルに従って、RDBディクショナリをリカバリしてください。
      ・“Symfoware Server RDB運用ガイド”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ
      ・“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ

3.33.12 JYP5011E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”がアクセス禁止状態です.

[状態コード]

71410

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”がアクセス禁止状態です。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名
@3@: DSI名

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

一時表の場合は、データベーススペースのリカバリを行ってください。 それ以外の場合は、DSIの運用情報をrdbinfコマンドを使用し確認して、その閉塞状態に従ってリカバリしてください。
  −  利用者がrdbinhコマンドを使用して、DSIをアクセス禁止状態にしている場合は、rdbpmtコマンドによりこれを解除してください。
  −  インダウト状態の場合は、“Symfoware Server 並列クラスタオプション説明書”のインダウトリカバリに従って、データベースをリカバリしてください。
  −  それ以外の場合は、以下のいずれかのマニュアルに従って、データベースをリカバリしてください。
      ・“Symfoware Server RDB運用ガイド”のデータベースのリカバリ
      ・“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のユーザログテーブルのリカバリ

3.33.13 JYP5012E 

ディクショナリに対して,更新抑止または参照更新抑止の利用規定が登録されています.

[状態コード]

71400

[メッセージの意味]

ディクショナリに対して、更新抑止または参照更新抑止の利用規定が登録されています。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

ディクショナリの利用規定を解除してください。

3.33.14 JYP5013E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”は利用規定されています.

[状態コード]

71400

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”は利用規定されています。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名
@3@: DSI名

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

rdbrlsコマンドで、DSIまたはデータベーススペースの利用規定を解除してください。 DSIの利用規定を設定していない場合は、クライアント動作環境ファイルのパラメタRCV_MODEの指定を見直してください。 更新系のRDBコマンド実行時にアプリケーションを実行した場合は、RDBコマンドの完了後、アプリケーションを再実行してください。

3.33.15 JYP5014E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”は占有中です.

[状態コード]

40001

[メッセージの意味]

表は他のアプリケーションによって排他占有されています。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

占有解除を待って再実行してください。

3.33.16 JYP5015E 

RDBII起動中または停止中のため処理を実行できません.

[状態コード]

71001

[メッセージの意味]

Symfoware/RDB起動中または停止中のため処理を実行できません。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

Symfoware/RDB起動完了後に実行してください。

3.33.17 JYP5016E 

実行している応用プログラムの個数が多いため処理できません.code :“@1@”

[状態コード]

71020

[メッセージの意味]

実行しているアプリケーションの個数が多いため処理できません。

[パラメタの意味]

@1@: 原因コード

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。

[利用者の処置]

異常原因を表すコードに従って以下の処置を実施してください。
原因コードが01の場合:アプリケーションの多重度が少ない時に実行してください
原因コードが02の場合:アプリケーションの多重度が少ない時に実行してください
原因コードが03の場合:アプリケーションの多重度が少ない時に実行してください
原因コードが04の場合:アプリケーションの多重度が少ない時に実行してください
原因コードが05の場合:RDB構成パラメタRDBCNTNUMの値を大きくして再実行してください
原因コードが06の場合:RDB構成パラメタRDBCNTNUMの値を大きくして再実行してください

3.33.18 JYP5017E 

データベースにアクセス中に共用バッファの枯渇が発生しました.

[状態コード]

73300

[メッセージの意味]

データベースアクセス中に共用バッファプールのバッファが枯渇しました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルのRDBSYSBUFを参照し、デフォルトのバッファのバッファ枚数を増やしてください。
− “Symfoware Server セットアップガイド”のRDB構成パラメタファイルによる定義
− “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDB構成パラメタファイルの編集 rdbsarコマンドで、共用バッファの状態を確認してください。枯渇が発生している共用バッファの枚数を増やしてください。

3.33.19 JYP5018E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースを他の利用者が占有しているためDSIの容量を拡張できません.

[状態コード]

71800

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースを他の利用者が占有しているためDSIの容量を拡張できません。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名
@3@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

他の利用者が終了した後、再実行してください。

3.33.20 JYP5019E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースの容量が不足しました.

[状態コード]

72010

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースの容量が不足しました。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名
@3@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

rdbalmdsiコマンドで空き容量を持つデータベーススペースに変更してください。 一時表の場合は、データベーススペースの容量見積もりを見直し、一時表を再定義してください。

3.33.21 JYP5020E 

RDBIIディレクトリファイルがアクセス禁止状態です.

[状態コード]

71410

[メッセージの意味]

RDBディレクトリファイルがアクセス禁止状態のとき、アプリケーションまたはコマンドが実行されました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルに従ってRDBディクショナリのリカバリを行い、再実行してください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ

3.33.22 JYP5021E 

RDBIIディクショナリとRDBIIディレクトリファイルの不整合を検出しました.

[状態コード]

71710

[メッセージの意味]

RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルの対応がとれていません。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

並列クラスタオプションを使用している場合でダウンしているRDBシステムがある場合にはそのRDBシステムを再起動後、再度実行してください。 それ以外の場合には、以下のいずれかのマニュアルに従ってRDBディクショナリのリカバリを行い、再実行してください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ

3.33.23 JYP5022U 

RDBIIシステム名に誤りがあります.

[状態コード]

71030

[メッセージの意味]

存在しないRDBシステム名が指定されました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

正しいRDBシステム名を指定してください。またはクライアント用の動作環境ファイルのSERVER_SPECパラメタの値を確認してください。

3.33.24 JYP5023U 

RDBII構成パラメタファイルが不当です.

[状態コード]

71030

[メッセージの意味]

RDB構成パラメタファイルの内容が正しくありません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

RDB構成パラメタファイルの内容を修正し、再実行してください。

3.33.25 JYP5024U 

RDBII構成パラメタファイルに入出力障害が発生しました.errno=“@1@”

[状態コード]

74110

[メッセージの意味]

RDB構成パラメタファイルに入出力障害が発生しました。

[パラメタの意味]

@1@: システムコールのエラー番号

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

システムコールのエラー番号により、異常原因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。
詳細は使用しているシステム・ベンダのドキュメントを参照してください。

3.33.26 JYP5025E 

作業用ファイルに入出力エラーが発生しました.

[状態コード]

74200

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリに対して入出力エラーが発生しました。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリの存在するボリュームをリカバリし、再実行してください。

3.33.27 JYP5026E 

作業用ディレクトリの容量が不足しました.

[状態コード]

74100

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリの容量が不足しました。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリに空き領域を確保し、再実行してください。 もしくは、動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHのディレクトリの指定を変更し、再実行してください。

3.33.28 JYP5027E 

作業用ファイルの獲得に失敗しました.

[状態コード]

72200

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリが存在しません。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHのディレクトリの指定を変更し、再実行してください。

3.33.29 JYP5028E 

RDBIIシステム内でのデータベース,データベーススペース,スキーマ,表,DSO,DSIの定義数の総和が大きすぎるため,これ以上定義文を実行できません.

[状態コード]

71020

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBシステム内でのデータベース、データベーススペース、スキーマ、表、DSO、DSIの定義数の総和が大きすぎるため、これ以上定義文を実行できません。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

データベースのデータをバックアップし、データベースの再定義を実施してください。

3.33.30 JYP5029E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”に対するDSIが動作環境ファイルの実行パラメタINCLUSION_DSIに指定されていません.

[状態コード]

71210

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”に対するDSIが、クライアント用の動作環境ファイルまたはサーバ用の動作環境ファイルのINCLUSION_DSIパラメタ、または環境変数RDBDSIに指定されていないため、処理を実行できません。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

環境変数RDBDSIを設定している場合は、環境変数RDBDSIにアクセス対象のDSIを追加してください。 クライアント用の動作環境ファイルまたはサーバ用の動作環境ファイルのINCLUSION_DSIパラメタを指定している場合は、INCLUSTION_DSIパラメタにアクセス対象のDSIを追加してください。

3.33.31 JYP5030E 

RDBIIシステム環境へのアクセス権が与えられていません.

[状態コード]

74010

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBの動作環境へのアクセス権が与えられていません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

データベース管理者よりアクセス権を取得してください。

3.33.32 JYP5031E 

RDBIIシステムが未起動です.

[状態コード]

71001

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBが起動されていません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBを起動してください。

3.33.33 JYP5032E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースに入出力障害が発生しました.

[状態コード]

74000

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースに入出力障害が発生しました。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名
@3@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

データベーススペースのリカバリを行ってください。

3.33.34 JYP5033E 

RDBIIディレクトリで入出力障害が発生しました.

[状態コード]

74100

[メッセージの意味]

RDBディレクトリで入出力障害が発生しました。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

RDBディレクトリのリカバリを行ってください。

3.33.35 JYP5034E 

テンポラリログファイルで入出力障害が発生しました.

[状態コード]

74400

[メッセージの意味]

テンポラリログファイルで入出力障害が発生しました。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

テンポラリログファイルの再作成を行ってください。

3.33.36 JYP5035E 

共用メモリが不足しました.

[状態コード]

73210

[メッセージの意味]

共用メモリが不足しました。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

利用可能な共用メモリを増やし、再実行してください。または共用メモリが重複していないか確認してください。 共用メモリの容量拡張は、以下のいずれかのマニュアルのRDBEXTMEMを参照してください。
  - “Symfoware Server セットアップガイド”のRDB構成パラメタファイルによる定義
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDB構成パラメタファイルの編集

3.33.37 JYP5036E 

RDBIIディクショナリが更新抑止されています.

[状態コード]

71400

[メッセージの意味]

RDBディクショナリが更新抑止されている状態でアプリケーションまたはコマンドが実行されました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 コマンドの実行時はコマンドの処理を中止します。

[利用者の処置]

RDBディクショナリに登録されている更新抑止の利用規定を解除してください。

3.33.38 JYP5037E 

RDBIIディクショナリをアクセス中に入出力異常が発生しました.

[状態コード]

74000

[メッセージの意味]

RDBディクショナリをアクセス中に入出力異常が発生しました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 コマンドの実行時はコマンドの処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルに従って、RDBディクショナリをリカバリしてください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ

3.33.39 JYP5038E 

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースに入出力障害が発生しました.

[状態コード]

74000

[メッセージの意味]

スキーマ“@1@”の表“@2@”内に定義されているDSI“@3@”に割り付けたデータベーススペースに入出力障害が発生しました。

[パラメタの意味]

@1@: スキーマ名
@2@: 表名
@3@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルに従って、データベーススペースのリカバリを行ってください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”の媒体障害からのリカバリ
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のユーザログテーブルのリカバリ

3.33.40 JYP5039E 

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”の容量が不足しました.

[状態コード]

40702

[メッセージの意味]

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”の容量が不足しました。

[パラメタの意味]

@1@: データベース名
@2@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルに従ってDSIの容量拡張、またはデータベースの再編成を行い、再実行してください。
− “Symfoware Server RDB運用ガイド”のデータベースの容量拡張
− “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のユーザログテーブルの拡張
− “Symfoware Server RDB運用ガイド”のデータベースの再配置

3.33.41 JYP5040E 

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”の初期化が完了していません.

[状態コード]

40702

[メッセージの意味]

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”の初期化が完了していません。

[パラメタの意味]

@1@: データベース名
@2@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

DSIの初期化を実施してください。

3.33.42 JYP5041E 

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースにアクセス権が与えられていません.

[状態コード]

40702

[メッセージの意味]

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースにアクセス権が与えられていません。

[パラメタの意味]

@1@: データベース名
@2@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

データベース管理者よりアクセス権を取得してください。

3.33.43 JYP5042E 

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”は利用規定されています.

[状態コード]

40702

[メッセージの意味]

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”は利用規定されています。

[パラメタの意味]

@1@: データベース名
@2@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

DSIの利用規定を解除してください。

3.33.44 JYP5043E 

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”は占有中です.

[状態コード]

40001

[メッセージの意味]

DSIは他のアプリケーションによって排他占有されています。

[パラメタの意味]

@1@: データベース名
@2@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

占有解除を待って再実行してください。

3.33.45 JYP5044E 

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースを他の利用者が占有しているためDSIの容量を拡張できません.

[状態コード]

40702

[メッセージの意味]

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースを他の利用者が占有しているためDSIの容量を拡張できません。

[パラメタの意味]

@1@: データベース名
@2@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

他の利用者が終了した後、再実行してください。

3.33.46 JYP5045E 

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースの容量が不足しました.

[状態コード]

40702

[メッセージの意味]

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースの容量が不足しました。

[パラメタの意味]

@1@: データベース名
@2@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

rdbalmdsiコマンドで空き容量を持つデータベーススペースに変更してください。

3.33.47 JYP5046E 

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースに入出力障害が発生しました.

[状態コード]

40702

[メッセージの意味]

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースに入出力障害が発生しました。

[パラメタの意味]

@1@: データベース名
@2@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

データベーススペースのリカバリを行ってください。

3.33.48 JYP5047E 

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースに入出力障害が発生しました.

[状態コード]

40702

[メッセージの意味]

データベース“@1@”に定義されているDSI“@2@”に割り付けたデータベーススペースに入出力障害が発生しました。

[パラメタの意味]

@1@: データベース名
@2@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルに従って、データベーススペースのリカバリを行ってください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”の媒体障害からのリカバリ
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のユーザログテーブルのリカバリ

3.33.49 JYP5048U 

動作環境ファイルで指定したCPU番号に誤りがあります.

[状態コード]

71030

[メッセージの意味]

動作環境ファイルもしくは環境変数で指定したCPU番号がRDB構成パラメタファイルRDBCPUGROUP1に存在しません。または、該当のCPUがオフライン状態です。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

システム構成ファイルのRDBCPUGROUP1で指定したCPU番号を指定するか、もしくは指定したCPUをオンライン状態にしてください。

3.33.50 JYP5049U 

CPU番号に対応したCPUが動作不能です.

[状態コード]

76000

[メッセージの意味]

動作環境ファイルで指定したCPU番号と対応したプロセッサが動作不能です。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

ハード障害と思われるため、当社技術員(SE)に連絡してください。

3.33.51 JYP5050U 

RDBII構成パラメタファイルがオープンできません.

[状態コード]

74600

[メッセージの意味]

RDB構成パラメタファイルのオープンに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

ファイルの状態を確認し、異常原因を取り除いてから再実行してください。

3.33.52 JYP5051U 

RDBII構成パラメタファイルが読み込めません.

[状態コード]

74600

[メッセージの意味]

RDB構成パラメタファイルの読み込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

ファイルの状態を確認し、異常原因を取り除いてから再実行してください。

3.33.53 JYP5052U 

RDBII構成パラメタファイルにアクセス権がありません.

[状態コード]

74610

[メッセージの意味]

RDB構成パラメタファイルにアクセス権がありません。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

RDB構成パラメタファイルにアクセス権を付与し、再実行してください。

3.33.54 JYP5053U 

RDBII構成パラメタファイルの読み込みで入出力障害が発生しました.

[状態コード]

74600

[メッセージの意味]

RDB構成パラメタファイルの読み込みで入出力障害が発生しました。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

当社技術員(SE)に連絡してください。

3.33.55 JYP5054U 

同時にオープンできるファイルの数を超えました.

[状態コード]

71000

[メッセージの意味]

OSの制限により同時にオープンできるファイルの数を超えました。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

動作中のコマンドまたはアプリケーションの数を減らしてから再実行してください。

3.33.56 JYP5055U 

複数システム起動時にシステムIDが重複しています.

[状態コード]

71030

[メッセージの意味]

複数システムのSymfoware/RDB立ち上げ時、各々のRDB構成パラメタファイルに同一のシステムIDが指定されています。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

RDB構成パラメタファイルと設定しているシステムIDの値を正しく指定して、再実行してください。

3.33.57 JYP5056E 

RDBシステムのネットワークが開設されていません.

[状態コード]

71001

[メッセージの意味]

ネットワークの開設が行われていません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

rdbnetコマンドでネットワークの開設を行ってください。

3.33.58 JYP5057E 

結合先のRDBシステム“@1@”のネットワークが開設されていません.

[状態コード]

71003

[メッセージの意味]

以下のいずれかの原因によりSQL文の処理が異常終了しました。
−  結合先のRDBシステムのネットワークの開設が行われていません。
−  SQL文の処理中に結合先のRDBシステムが異常終了しました。

[パラメタの意味]

@1@: RDBシステム名

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

結合先のRDBシステムのネットワークが開設されていない場合は、rdbnetコマンドでネットワークの開設を行ってください。

3.33.59 JYP5058E 

結合先のRDBシステム“@1@”のネットワークが開設されていません.

[状態コード]

40703

[メッセージの意味]

以下のいずれかの原因によりSQL文の処理が異常終了しました。
−  結合先のRDBシステムのネットワークの開設が行われていません。
−  SQL文の処理中に結合先のRDBシステムが異常終了しました。

[パラメタの意味]

@1@: RDBシステム名

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

結合先のRDBシステムのネットワークが開設されていない場合は、rdbnetコマンドでネットワークの開設を行ってください。

3.33.60 JYP5059E 

インダウトログ領域が不足しました.

[状態コード]

40701

[メッセージの意味]

インダウトログ領域が不足しました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

アプリケーションを終了して、再実行してください。

3.33.61 JYP5060E 

Capitalシステムのネットワークが開設されていません.

[状態コード]

71003

[メッセージの意味]

以下のいずれかの原因によりSQL文の処理が異常終了しました。
−  Capitalシステムのネットワークの開設が行われていません。
−  SQL文の処理中にCapitalシステムが異常終了しました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

Capitalシステムのネットワークが開設されていない場合は、rdbnetコマンドでネットワークの開設を行ってください。

3.33.62 JYP5061E 

Capitalシステムのネットワークが開設されていません.

[状態コード]

40703

[メッセージの意味]

以下のいずれかの原因によりSQL文の処理が異常終了しました。
−  Capitalシステムのネットワークの開設が行われていません。
−  SQL文の処理中にCapitalシステムが異常終了しました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

Capitalシステムのネットワークが開設されていない場合は、rdbnetコマンドでネットワークの開設を行ってください。

3.33.63 JYP5062U 

未使用のIPCキーがありません.

[状態コード]

71000

[メッセージの意味]

多数のアプリケーションまたはRDBコマンドがSymfoware/RDBに接続しているか、または、Symfoware/RDB以外のプログラムがSymfoware/RDBで使用する範囲のIPCキーを使用している可能性があります。そのため、IPCキーを確保できません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBに接続している他のアプリケーションまたはRDBコマンドが終了してから再実行してください。 または、Symfoware/RDB以外のプログラムがSymfoware/RDBで使用するIPCキーを使用していないか確認してください。

3.33.64 JYP5063U 

セマフォの獲得に失敗しました.

[状態コード]

71000

[メッセージの意味]

OSの制限により、これ以上セマフォを獲得できません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

カーネル編集を行い、利用可能なセマフォを増やしてください。
カーネル編集の詳細については、使用しているシステム・ベンダのドキュメントを参照してください。

3.33.65 JYP5064E 

ディクショナリに対して,更新抑止または参照更新抑止の利用規定が登録されているか,リカバリ機能が抑止されています.

[状態コード]

71400

[メッセージの意味]

ディクショナリに対して、更新抑止または参照更新抑止の利用規定が登録されているか、リカバリ機能が抑止されています。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

ディクショナリに対して更新抑止または参照更新抑止の利用規定が登録されている場合には、利用規定を解除してください。 リカバリ機能を抑止している場合には、リカバリありの状態に戻してください。  

3.33.66 JYP5066U 

メモリマッピングファイルに対するシステムコールの発行でエラーが発生しました.function =“@1@”errno =“@2@”

[状態コード]

74600

[メッセージの意味]

RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBMMAPFILEで指定したメモリマッピングファイルに対するシステムコールの発行でエラーが発生しました。

[パラメタの意味]

@1@: システムコール名
@2@: システムコールのエラー番号

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

システムコールのエラー番号により異常原因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。エラー番号が媒体領域不足を示す場合は、RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBMMAPFILEで指定したディレクトリに十分な領域を確保してください。また、エラー番号がメモリ不足を示す場合は十分なメモリを確保してください。システムコールのエラー番号については、使用しているシステム・ベンダのドキュメントを参照してください。

3.33.67 JYP5070E 

データベースが破壊されています.code :“@1@”

[状態コード]

40702

[メッセージの意味]

データベースが破壊されています。code :“@1@”

[パラメタの意味]

@1@: 破壊の状態を示すコード
01: 表とインデックスの対応がとれていません
02: BLOB型項目の長さ部が正しくありません

[システムの処理]

トランザクションを取り消します。

[利用者の処置]

表の再作成を実施してください。

3.33.68 JYP5071E 

アーカイブログファイルの不足が発生しました.

[状態コード]

40704

[メッセージの意味]

アーカイブログファイルが不足しています。

[システムの処理]

トランザクションを取り消します。

[利用者の処置]

-V指定、かつ、-I指定のrdblogコマンドにより対象となるロググループを特定した後、-V指定、かつ、-a指定のrdblogコマンドでアーカイブログ情報を表示し、バックアップ可能なアーカイブログをrdblogコマンドによりバックアップ、または、破棄してください。

3.33.69 JYP5072E 

テンポラリログファイルがアクセス禁止状態です.

[状態コード]

71410

[メッセージの意味]

テンポラリログファイルがアクセス禁止状態です。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 RDBコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルに従って、テンポラリログファイルをリカバリしてください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”のテンポラリログファイルのリカバリ
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のテンポラリログファイルのリカバリ

3.33.70 JYP5073E 

Connection Manager空間内のメモリ不足が発生しました.

[状態コード]

73110

[メッセージの意味]

Connection Manager空間内のメモリ不足が発生しました。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 APCコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

十分なメモリが取れるようにシステム編集をやり直して、再実行してください。

3.33.71 JYP5074E 

Connection Manager起動中または停止中のため処理を実行できません.

[状態コード]

71001

[メッセージの意味]

Connection Manager起動中または停止中のため処理を実行できません。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 APCコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

Connection Manager起動完了後に実行してください。

3.33.72 JYP5075E 

実行している応用プログラムの個数が多いため処理できません.

[状態コード]

71020

[メッセージの意味]

実行しているアプリケーションの個数が多いため処理できません。

[システムの処理]

アプリケーションの実行時はこの文の処理を中止します。 APCコマンドの実行時は処理を中止します。

[利用者の処置]

APC動作環境パラメタAPCCNTNUMの値を大きくして再実行してください。

3.33.73 JYP5076U 

Connection Managerシステム名に誤りがあります.

[状態コード]

71030

[メッセージの意味]

存在しないConnection Managerシステム名が指定されました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

正しいConnection Managerシステム名を指定してください。または動作環境ファイルのSERVER_SPECパラメタの値を確認してください。

3.33.74 JYP5077U 

APC動作環境ファイルが不当です.

[状態コード]

71030

[メッセージの意味]

APC動作環境ファイルの内容が正しくありません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

APC動作環境ファイルの内容を修正し、再実行してください。

3.33.75 JYP5078E 

Connection Managerシステム環境へのアクセス権が与えられていません.

[状態コード]

74010

[メッセージの意味]

Connection Managerの動作環境へのアクセス権が与えられていません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

データベース管理者よりアクセス権を取得してください。

3.33.76 JYP5079E 

Connection Managerシステムが未起動です.

[状態コード]

71001

[メッセージの意味]

Connection Managerが起動されていません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

Connection Managerを起動してください。

3.33.77 JYP5080E 

共用メモリが不足しました.

[状態コード]

73210

[メッセージの意味]

共用メモリが不足しました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

利用可能な共用メモリを増やし、再実行してください。 “Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド”のAPC動作環境ファイルの編集のAPCEXTMEMを参照し、共用メモリの容量拡張を行ってから、再実行してください。 または共用メモリが重複していないか確認してください。

3.33.78 JYP5081U 

APC動作環境ファイルがオープンできません.

[状態コード]

74600

[メッセージの意味]

APC動作環境ファイルのオープンに失敗しました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

ファイルの状態を確認し、異常原因を取り除いてから再実行してください。

3.33.79 JYP5082U 

APC動作環境ファイルが読み込めません.

[状態コード]

74600

[メッセージの意味]

APC動作環境ファイルの読み込みに失敗しました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

ファイルの状態を確認し、異常原因を取り除いてから再実行してください。

3.33.80 JYP5083U 

APC動作環境ファイルにアクセス権がありません.

[状態コード]

74610

[メッセージの意味]

APC動作環境ファイルにアクセス権がありません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

APC動作環境ファイルにアクセス権を付与し、再実行してください。

3.33.81 JYP5084U 

APC動作環境ファイルの読み込みで入出力障害が発生しました.

[状態コード]

74600

[メッセージの意味]

APC動作環境ファイルの読み込みで入出力障害が発生しました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

当社技術員(SE)に連絡してください。

3.33.82 JYP5085U 

複数システム起動時にシステムIDが重複しています.

[状態コード]

71030

[メッセージの意味]

複数システムのConnection Manager立ち上げ時、各々のAPC動作環境ファイルに同一のシステムIDが指定されています。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

APC動作環境ファイルと設定しているシステムIDの値を正しく指定して、再実行してください。

3.33.83 JYP5086U 

未使用のIPCキーがありません.

[状態コード]

71000

[メッセージの意味]

多数のアプリケーションまたはAPCコマンドがConnection Managerに接続しているか、または、Connection Manager以外のプログラムがConnection Managerで使用する範囲のIPCキーを使用している可能性があります。そのため、IPCキーを確保できません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

Connection Managerに接続している他のアプリケーションまたはAPCコマンドが終了してから再実行してください。 または、Connection Manager以外のプログラムがConnection Managerで使用するIPCキーを使用していないか確認してください。

3.33.84 JYP5087E 

Connection Managerが強制終了しました。

[状態コード]

40705

[メッセージの意味]

Connection Managerが強制終了したため、処理の続行ができません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

Connection Managerの状態を確認してください。

3.33.85 JYP5088E 

CONNECT文で指定されたSQLサーバ名が存在しません.

[状態コード]

0A000

[メッセージの意味]

CONNECT文で指定されたSQLサーバ名が存在しません。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

APC動作環境ファイルの定義情報を確認してConnection Managerを再起動してください。

3.33.86 JYP5089U 

SEM_UNDO資源が不足したためセマフォ操作に失敗しました.code :“@1@”

[状態コード]

71000

[メッセージの意味]

SEM_UNDO資源が不足したためセマフォ操作に失敗しました。code :“@1@”

[パラメタの意味]

@1@: 原因コード
01: SEM_UNDO機能を使用するセマフォ数がプロセスの制限にかかった。
02: SEM_UNDO機能を使用するプロセス数がOSの制限にかかった。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

他のRDBコマンドまたはローカルアクセスを行うアプリケーションの終了後、再実行してください。または、SEM_UNDO資源に関するセマフォのカーネルチューニングパラメタを適当な値に増やした後、再実行してください。 カーネル編集の詳細については、“System Administrator AnswerBook - Japanese”を参照してください。


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