Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド
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付録F 利用者業務を設計する際の注意事項> F.3 Symfoware Serverの操作に対するRLPの状態による実行抑止について

F.3.4 DSIのデータを更新する操作

実行抑止の対象操作となるDSIのデータを更新する操作について示します。なお、本操作は大きく以下の2つに分類されます。

■リカバリログを取得する操

実行抑止の対象となるリカバリログを取得する操作には、利用者アプリケーションによるSQL文とRDBコマンドがあります。

実行抑止の対象となるSQL

以下のSQL文を利用者アプリケーションより発行した場合、実行抑止の対象になります。

[表:実行抑止の対象となるリカバリログを取得するSQL文]

分類

SQL文

備考

データベース操作系(DML)

データ操作文

DELETE:探索、INSERT

 

UPDATE:探索

 

DELETE:位置づけ

 

UPDATE:位置づけ

 

動的SQL文

動的DELETE文:位置づけ

 

動的UPDATE文:位置づけ

 

準備可能動的DELETE文:位置づけ

 

準備可能動的UPDATE文:位置づけ

 

EXECUTE, EXECUTE IMMEDIATE

動的SQL文として、データ操作文を発行した場合

ストアドプロシジャ

プロシジャルーチンで定義したSQL文が上記のデータ操作文の場合

CALL文により左記のストアドプロシジャを実行した場合

トリガ

被トリガSQL文が上記のデータ操作文の場合

左記の被トリガSQL文が動作した場合

各SQL文の詳細は、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。

◆実行抑止の対象となるRDBコマン

以下のRDBコマンドを実行した場合に実行抑止の対象になります。
rdbuptコマンドおよびrdbexecsqlコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

■リカバリログを取得しない操

実行抑止の対象となるリカバリログを取得しない操作には、RDBコマンドがあります。

◆実行抑止の対象となるRDBコマン

以下のRDBコマンドを実行した場合に実行抑止の対象になります。

各RDBコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

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