Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド
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B.3.2 RERUNログ反映性能の測定方法
反映常駐スレッドの多重度数およびトランザクション結合数のチューニングは、RERUNログ反映の性能情報をもとに行います。
RERUNログ反映の性能情報は、rdbbcrefコマンド終了後にrdbbcpfmコマンドを使用して採取します。
RLP名がrlp001のRERUNログ反映性能情報を採取する例を以下に示します。
$ rdbbcpfm -r -p rlp001
RDBII rdbbcpfm DATE:2006/09/13 TIME:11/51/27
(1) (2) (3) (4) (5) (6)
RLPname RefCmdTime RefDaemonNum EmptyTime StdbyTime MaxStdbyTime
(7) (8) (9)
RefFileNum CapTrnNum StdbyDsiNum
(10) (11) (12) (13) (14) (15)
IDTcode RefTime ReqTrnNum NoCommitNum RefTrnNum ChgDsiNum
(16) (17)
RecNum RecSize(k)
rlp001 10:892 2 9:893 16:376 7:214
1 140 4
1 9:953 186 181 6 4
5610 1114
2 9:857 185 182 3 2
5596 1111 |
(1) RLP名
(2) rdbbcrefコマンド実行時間(単位は秒:ミリ秒)
(rdbbcrefコマンドが実行されてから完了するまでの時間の累積)
(3) 反映常駐スレッド数
(4) 反映常駐スレッドビジー時間(単位は秒:ミリ秒)
(全反映常駐スレッドが稼動中によりRERUNログ反映待ちとなった後、
空きができるまでの時間の累積)
(5) トータル待機時間(単位は秒:ミリ秒)
(反映待ちになったDSIの待ち時間の累積)
(6) 最大待機時間(単位は秒:ミリ秒)
(反映待ちになったDSIの待ち時間の最大値)
(7) 反映処理したRERUNログ抽出ファイル数
(8) 複写元システムのトランザクション数
(複写元システムのトランザクション数の累積)
(9) 反映待ちになったDSI数
(反映待ちになったDSI数の累積)
(10) 反映常駐スレッドの識別情報
(11) 反映常駐スレッド単位の反映時間(単位は秒:ミリ秒)
(12) 反映常駐スレッド単位の反映依頼されたトランザクション数
(13) 反映常駐スレッド単位の複写先システムにて結合したトランザクション数
(14) 反映常駐スレッド単位の複写先システムのトランザクション数
(15) 反映常駐スレッド単位の処理対象のDSIを切り替えた回数
(16) 反映常駐スレッド単位の反映したRERUNログ数
(17) 反映常駐スレッド単位の反映したRERUNログ量(単位はキロバイト)

測定した各出力項目(最大待機時間(項目名:MaxStdbyTime)を除く)は、オンライン後から累積した数値です。前回のrdbbcpfmコマンドの結果と差分を算出して評価します。
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