Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド
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付録A 資源の見積り> A.2 システム環境の資源見積り> A.2.1 メモリの見積り

A.2.1.1 Active DB Guardで使用するメモリ量

Active DB Guardで使用するメモリ量の見積りは、両システムでそれぞれに行います。

■複写元システムの見積り式

複写元システムでActive DB Guardが使用するメモリ量は、以下の式で見積ります。

メモリ使用量 = 5メガバイト
               + 100バイト × ロググループ数
               + 400000バイト × RLP数
               + 200バイト × RLP数 × DSI数
               + RERUNログバッファサイズ × RERUNログバッファ枚数
               + 16バイト × RERUNログバッファ枚数
               + 3 × RERUNログバッファサイズ

ロググループ数

RLPを作成したロググループの数です。

RLP数

1システム内で作成したRLPの数です。

DSI数

当該RLPに属するロググループ配下のDSI数です。

RERUNログバッファ枚数

RERUNログバッファの見積り”で求めたRERUNログバッファ枚数です。

RERUNログバッファサイズ

RERUNログバッファサイズは以下の式で見積ります。
RERUNログバッファサイズ = AIログバッファ1枚のサイズ × 4

■複写先システムの見積り式

複写先システムでActive DB Guardが使用するメモリ量は、以下の式で見積ります。

メモリ使用量 = 26メガバイト
               + 100バイト × ロググループ数
               + 700000バイト × RLP数
               + 200バイト × RLP数 × DSI数
               + RERUNログバッファサイズ × ( RERUNログバッファ枚数 + 1 )
               + 16バイト × RERUNログバッファ枚数
               + 128バイト×(DSI数+順序数)× RLP数
               + 450000バイト × REF_EXEC_NUM × RLP数

ロググループ数

RLPを作成したロググループの数です。

RLP数

1システム内で作成したRLPの数です。

DSI数

当該RLPに属するロググループ配下のDSI数です。

RERUNログバッファサイズ

RERUNログバッファサイズは以下の式で見積ります。
RERUNログバッファサイズ = AIログバッファ1枚のサイズ × 4

RERUNログバッファ枚数

RERUNログバッファの見積り”で求めたRERUNログバッファ枚数です。

REF_EXEC_NUM

RLP動作環境ファイルのREF_EXEC_NUMパラメタで指定した、反映常駐スレッド数です。
反映常駐スレッド数の見積り方法は、“反映常駐スレッドの多重度数のチューニング”を参照してください。

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