Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド |
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第2章 セットアップ |
Symfoware/RDBのセットアップ手順に従い、Symfoware/RDB環境の作成を行います。
Active DB Guardの運用を行わない場合でのSymfoware Serverのセットアップ手順と同じです。以下に、複写元システムのセットアップ手順の補足事項を示します。
カーネル編集
以下の値を求める概算式に、“同時に実行するActive DB Guardのコマンド数”を加算してください。概算式は、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
クライアント多重度
クライアントプロセス多重度
Symfoware Serverのセットアップ手順の詳細は、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
Active DB Guardの運用を行わない場合でのSymfoware Serverのセットアップ手順から、RDBディクショナリおよび監査ログデータベースの作成を除いたものとなります。
以下に、複写先システムのセットアップ手順の補足事項を示します。
カーネル編集
複写元システムと同じチューニングを行ってください。
複写元システムとのディスク環境の一致
複写先システムでのデータベース環境は、複写元システムのデータベース資源を複写することで構築します。そのため、両システムでデータベース資源を配置するディスク環境が一致していることが前提です。以下に手順を示します。
RDBディクショナリおよび監査ログデータベースは、Symfoware Serverのメディアリカバリ機能を使用して複写元システムの資源を複写します。詳細は、“データベース環境の複写”を参照してください。
複写元システムでのディスク環境の確認
複写元システムのデータベース資源の作成先パス名をRDB構成パラメタファイルの指定値およびRDBコマンドで確認します。その後、権限の設定状況などをOS機能により確認します。
確認する資源とその作成先の確認方法を以下の表に示します。
確認資源 |
作成先の確認方法 |
---|---|
RDBディレクトリファイル |
RDB構成パラメタファイルのRDBDIRSPACE1パラメタおよびRDBDIRSPACE2パラメタまたはRDBDIRSPACEパラメタ |
RDBディクショナリ |
Symfoware Serverのrdbprdicコマンドの表示結果 |
すべてのデータベーススペース |
Symfoware Serverのrdbprtコマンドの表示結果 |
監査ログデータベース |
Symfoware Serverのrdbauditコマンドの表示結果 |
複写先システムでの設定
パス名および権限の設定
OS機能により、上記で確認したパス名・サイズ(ローデバイスの場合)および権限を複写元システムと一致するように複写先システムで設定します。
なお、データベーススペースおよび監査ログデータベースをファイルまたはネットワークファイルに作成している場合には、ディレクトリ構成の設定またはネットワークファイルの設定を行ってください。
RDB構成パラメタファイルの設定
RDBディレクトリファイルの配置先パス名は、複写元システムと同じ内容を複写先システムのRDB構成パラメタファイルに設定します。
RDB構成パラメタファイルのRDBDIRSPACE1パラメタおよびRDBDIRSPACE2パラメタの詳細は、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
RDB構成パラメタファイルのRDBDIRSPACEパラメタの詳細は、“Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。
rdbprdicコマンド、rdbprtコマンドおよびrdbauditコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
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