Interstage Interaction Manager 使用上の注意
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第2章 注意事項> 2.2 ポータル機能

2.2.3 Portalworksサーバの運用形態について

◆インターネット環境について

Portalworksサーバをインターネットに公開する場合、セキュアな環境の構築が必要となります。DMZ上にSecurityDirector、IDC上にPortalworksを置き、PortalworksへのアクセスはSecurityDirector経由で接続するような環境を構築し、運用することを推奨します。
また、Portalworksサーバは、DNS(Domain Name System)に登録してください。

※DMZ(DeMilitarized Zone)
インターネットと IDC からファイアーウォールによって隔離されたセグメント
※IDC(Internet Data Center)
インターネットと接続されたセキュアなデータセンター

インターネットゾーンとDMZ(SecurityDirector)の間はhttpsプロトコルで通信してください。DMZ(SecurityDirector)とPortalworks間は、http、httpsプロトコルだけが有効です。

◆ファイルのアクセス権について

Portalworksサーバをインターネットに公開する場合には、以下の手順により、ファイルのアクセス権変更コマンドを実行してください。これにより、Windowsの一般利用者は不当にファイルを変更できなくなります。

操作

  1. PortalworksをインストールしたユーザIDでWindowsサーバにログオンします。
  2. Portalworks のインストールが完了していることを確認します。
  3. コマンドプロンプトを開きます。
  4. 以下のプログラムを実行します。
    <Portalworksのインストール先>\bin\pwinetop.exe -d|-w
    ドメインに所属しているマシンに本システムを"C:\Portalworks"にインストールした場合は以下のようになります。
    C:\Portalworks\bin\pwinetop.exe -d
    ドメインに所属していない(ワークグループの)マシンに本システムを"C:\Portalworks"にインストールした場合は以下のようになります。
    C:\Portalworks\bin\pwinetop.exe -w

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