Interstage Apworks 解説書
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第5章 Apworksで開発できるコンポーネント

5.7 グループウェア連携アプリケーション

Apworksでは、以下のグループウェア機能、Webリソース管理を活用した業務アプリケーションの開発を行うことができます。なお、これらの開発には、Apworksが提供するクラスライブラリとJavaBeansを使用します。

グループウェア連携の特長を以下に示します。

■グループウェア機能の活用

グループウェア機能を活用することにより、従来の業務アプリケーションで使用しているデータベース処理や帳票出力機能に加えて、たとえば以下のような業務アプリケーションを開発することができます。

■インターネット標準プロトコルでサーバと接続

クライアントとサーバの間は、インターネット標準プロトコル(IMAP/POP/SMTP/NNTP/LDAP/HTTP/WebDAV)で接続します。これらのプロトコルをサポートしているサーバであれば、TeamWARE Office、InfoDirectory、他社グループウェアサーバおよびWebDAVサーバと接続する業務アプリケーションの開発を行うことができます。

■オフライン機能の提供

オフライン状態でメール、ニュースおよびカレンダ機能を利用できます。たとえば、必要なときにサーバと接続し、新着メールのダウンロードおよびメールのアップロードといった利用形態の業務アプリケーションの開発ができます。この機能を利用して、モバイル環境で利用可能な業務アプリケーションの開発ができます。

■JavaBeansの提供

以下のBeansを提供しています。

これらBeansの活用により、業務アプリケーションを効率よく開発できます。また、Beansの各機能はオフライン状態でも利用できます。

■Javaクラスライブラでグループウェア機能を提供

グループウェア機能はJavaクラスライブラリで提供されているので、オブジェクト指向やマルチスレッドなどのJavaの特徴を活かしたプログラミングが可能です。また、クライアントマシンで運用するJavaアプリケーションと、インターネット・イントラネット環境で運用可能なJavaアプレットのどちらの運用形態でも、業務システムが実現できます。

[グループウェア機能を使用した開発]


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