Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU - |
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付録B DriverManagerクラスからの接続 |
DriverManagerクラスのgetConnectionメソッドで指定可能なオプションについて以下に示します。
オプション名 |
範囲 |
省略値 |
意味 |
---|---|---|---|
schema |
− |
− |
アプリケーション内で使用する、SQL文に対するデフォルトスキーマ名を指定します。 |
user |
− |
− |
データベースに接続するためのユーザIDを指定します。 |
password |
− |
− |
上記ユーザIDに対するパスワードを指定します。 |
codeconversion |
ASCII |
ASCII |
クライアントで使用する文字コードを指定します。 |
javaconverter |
− |
− |
JDBCドライバがコード変換時に使用する、Javaのエンコーディングを指定します。 |
buffersize |
4〜32 |
4 |
サーバから1回で読み込むデータの最大長をキロバイト単位で指定します。 |
fetchrows |
0〜2147483647 |
0 |
1回の検索で先読みする行数を指定します。0以外の値(N)が指定されたとき、指定行数分のデータ長の合計がbuffersizeオプションの指定値以下の場合は、N行が先読みされます。 |
tcptimer |
0〜2147483 |
300 |
サーバからの応答に対する待ち時間を秒単位で指定します。 |
ctuneparam |
− |
− |
Symfoware Serverのクライアント用の動作環境ファイルに相当する指定をすることができます。詳細は、“ctuneparamオプションについて”を参照してください。 |
statementcache |
0〜32000 |
0 |
ステートメントキャッシュする文の数を指定します。0を指定した場合、ステートメントキャッシュ機能は無効になります。 |
autoclosestatement |
YES |
NO |
ステートメントキャッシュ機能利用時に、PreparedStatementおよびCallableStatementのクローズをJDBCドライバが自動的に行うかどうかを指定します。 |
default_isolation |
READ_UNCOMMITTED |
SERIALIZABLE |
独立性水準の初期値を指定します。 READ_UNCOMMITTED:独立性水準の初期値をREAD UNCOMMITTEDとします。 |
default_readonly |
false |
false |
トランザクションアクセスモードの初期値を指定します。 |
以下のオプションは、ローカルアクセスまたはリモートアクセス(RDB2_TCP連携)の場合のみ指定可能です。
ctuneparam
statementcache
autoclosestatement
default_isolation
default_readonly
autoclosestatementオプションは、statementcacheオプションに1〜32000が指定された場合に指定可能です。
ユーザIDとパスワードは、以下の2個所で指定可能です。
URLに指定するオプション
DriverManagerクラスのgetConnectionメソッドの引数
2箇所で指定された場合、2)の値が有効となります。
以下のオプションは、リモートアクセス(RDA-SV連携)の場合のみ指定可能です。
codeconversion
buffersize
fetchrows
tcptimer
fetchrowsオプションに0を指定すると、1回の検索で問合せを行う最大行数が自動設定されます。その行数は、buffersizeオプションの指定値に納まる行数になります。
buffersizeオプションに指定された値によって、検索される行数が変更される場合があります。buffersizeオプションに指定された値が1行の長さより小さい場合、行の長さに関係なく1行が検索されます。
fetchrowsオプションにX(X>0)、buffersizeオプションにAが指定され、AがY行の検索を許す場合、検索される行数は、XとYのうち小さい方の値になります。
検索される行数をZに確定したい場合、fetchrowsオプションにZ、かつbuffersizeオプションに32を指定してください。例えば、1つのカーソルを使用して位置づけや更新を行う場合、fetchrowsオプションに1、かつbuffersizeオプションに32を指定してください。
アプリケーション実行環境のロケールがCで、ASCIIコード範囲外の文字データを利用する場合、javaconverterオプションで、対象データのエンコーディングを指定してください。
default_isolationにREPEATABLE_READを指定しても、システム用の動作環境ファイルのR_LOCKまたはctuneparamオプションのCLI_R_LOCKがNOの場合、独立性水準はSERIALIZABLEとなります。
default_isolationを省略またはSERIALIZABLEを指定しても、システム用の動作環境ファイルのR_LOCKまたはctuneparamオプションのCLI_R_LOCKがYESの場合、独立性水準はREPEATABLE READとなります。
サーバ用の動作環境ファイルのDSO_LOCKまたはctuneparamオプションのCLI_DSO_LOCKを指定して、default_isolationまたはdefault_readonlyを指定した場合は、サーバ接続時にエラーが発生します。
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