Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU - |
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第2章 アプリケーションの設計 | > 2.4 データ型 | > 2.4.2 Symfoware Serverのデータ型 |
JavaのTIMESTAMP型は年、月、日、時、分、秒、ナノ秒で構成されます。これに対しSymfoware ServerのTIMESTAMP型は年、月、日、時、分および秒で構成され、ナノ秒のフィールドがありません。
したがって、JavaのTIMESTAMP型とSymfoware ServerのTIMESTAMP型は一致せず、ナノ秒のデータを扱うことができません。
Symfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 |
Javaのデータ型 |
レベル |
---|---|---|
文字列型 |
String |
可能 |
日時型 |
java.sql.Date |
可能 |
java.sql.Time |
可能 |
|
java.sql.Timestamp |
推奨 |
|
Object型 |
java.lang.Object |
未サポート |
Javaのjava.sql.TimestampクラスのデータをSymfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入する場合、ナノ秒フィールドのデータは代入されません。Symfoware Serverは、この型を使用してデータ操作を行う事を推奨します。
JavaのString型のデータをSymfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入する場合、以下の形式で代入してください。
【記述形式】
YYYY-MM-DD hh:mm:ss
【記述例】
2007-04-21 11:34:56
各フィールドに代入可能な値の有効値は以下のとおりです。
フィールド |
有効値 |
---|---|
年 |
1〜9999 |
月 |
1〜12 |
日 |
1〜31 |
時 |
0〜23 |
分 |
0〜59 |
秒 |
0〜59 |
Javaのjava.sql.DateクラスのデータをSymfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入する場合、時、分および秒フィールドには0が代入されます。
Javaのjava.sql.TimeクラスのデータをSymfoware ServerのTIMESTAMP型へ代入する場合、年、月および日フィールドには現在の日付が代入されます。
Symfoware ServerのTIMESTAMP型から取り出し可能なJavaのデータ型は以下のとおりです。
分類 |
Javaのデータ型 |
レベル |
---|---|---|
文字列型 |
String |
可能 |
日時型 |
java.sql.Date |
可能 |
java.sql.Time |
可能 |
|
java.sql.Timestamp |
推奨 |
|
Object型 |
java.lang.Object |
未サポート |
Symfoware ServerのTIMESTAMP型のデータをJavaのjava.sql.Timestampクラスへ取り出す場合、ナノ秒フィールドには0が設定されます。Symfoware Serverはこの型を使用してデータ操作を行う事を推奨します。
Symfoware ServerのTIMESTAMP型のデータをJavaのString型へ取り出す場合、以下の形式で取り出されます。
【返却形式】
YYYY-MM-DD hh:mm:ss
【返却例】
2007-04-21 11:34:56
各フィールドに返却される値は以下のとおりです。
フィールド |
有効値 |
---|---|
年 |
1〜9999 |
月 |
1〜12 |
日 |
1〜31 |
時 |
0〜23 |
分 |
0〜59 |
秒 |
0〜59 |
Symfoware ServerのTIMESTAMP型のデータをJavaのjava.sql.Dateクラスへ取り出す場合、時、分、秒およびナノ秒フィールドのデータは切り捨てられます。
Symfoware ServerのTIMESTAMP型のデータをJavaのjava.sql.Timeクラスへ取り出す場合、年、月、日フィールドのデータは切り捨てられます。
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