Symfoware Server 解説書 - FUJITSU -
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第1章 Symfoware Serverとは何か> 1.3 Symfoware Serverを取り巻く製品

1.3.7 ディザスタリカバリシステムの実現

企業にとって、自然災害や人為的災害など、建物や地域が被災するリスクを想定したビジネス継続への取り組みが重要になってきています。被災した情報システムを迅速に復旧できない場合、一時的な経済的損失だけでなく、社会的信用の失墜などを招く可能性があります。このような事態に備え、運用センタのシステムとは別のシステムを待機センタとして遠隔地に用意しておき、運用センタでの災害発生時には、待機センタに切替えることで業務が継続できます。このように、災害発生時の業務継続を目的としたシステムをディザスタリカバリシステムと呼びます。

Symfoware Serverでは、Symfoware Active DB Guardと連携することで、ディザスタリカバリシステムの構築が実現できます。これにより、災害発生時でも迅速、かつ確実な業務の再開が可能となります。

[図:ディザスタリカバリシステムの実現]

また、災害対策以外にも、以下のような運用に利用できます。


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