Symfoware Server 解説書 - FUJITSU - |
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第1章 Symfoware Serverとは何か | > 1.3 Symfoware Serverを取り巻く製品 |
企業にとって、自然災害や人為的災害など、建物や地域が被災するリスクを想定したビジネス継続への取り組みが重要になってきています。被災した情報システムを迅速に復旧できない場合、一時的な経済的損失だけでなく、社会的信用の失墜などを招く可能性があります。このような事態に備え、運用センタのシステムとは別のシステムを待機センタとして遠隔地に用意しておき、運用センタでの災害発生時には、待機センタに切替えることで業務が継続できます。このように、災害発生時の業務継続を目的としたシステムをディザスタリカバリシステムと呼びます。
Symfoware Serverでは、Symfoware Active DB Guardと連携することで、ディザスタリカバリシステムの構築が実現できます。これにより、災害発生時でも迅速、かつ確実な業務の再開が可能となります。
また、災害対策以外にも、以下のような運用に利用できます。
サイト切替えによる業務継続
運用センタと待機センタの運用切替えを計画的、かつ簡単に行うことができます。たとえば、運用センタでの定期保守、法定点検など従来はサービスを停止して行っていた保守作業に関しても、運用を待機センタに引き継ぐことで業務の継続が可能となります。
待機センタの有効活用
待機センタを以下の業務に利用することで、待機センタを有効に活用できます。
参照系の業務
オンライン業務から切り離した複数データベースを活用する大規模なバッチ業務
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