Symfoware Server 解説書 - FUJITSU - |
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第1章 Symfoware Serverとは何か | > 1.2 Symfoware Serverの特長 |
Symfoware Serverの運用・開発環境について、説明します。
インターネットビジネス環境における企業の情報システムは、既存システム、インターネット上での取引に向けて新たに構築された業務システムなど複数のシステムから構成されます。
さらには、電子メールや電子伝票など、それぞれ最適な手段で外部との協調ができ、他企業、コンシューマを含むグローバルなシステム構築が可能となります。
イントラネット、インターネットの急速な普及に伴い、Webを利用したサービスが多くなってきています。Webを利用すると、クライアントソフトの維持管理が不要となり、TCO(Total Cost of Ownership)を削減することができます。これまでは、クライアントのGUIが中心であったデータベースツールも、Webからの利用が重要となってきます。
データベースツールがWebから利用可能になると、以下のメリットが生じます。
サービスの利用場所を問わない
Webブラウザさえあればサービスを利用できる
クライアントへのアプリケーションのインストールやメンテナンスが不要
Symfoware Serverは、インターネットビジネスへの働きかけとして、ネットワークと連携したデータベースの操作を可能にしています。また、Symfoware Serverのアプリケーションの作成、システム構築および運用などあらゆる操作はGUIを通して操作することができます。
Symfoware Serverの運用・開発環境のソリューションには以下の4つの特長があります。
GUIでセットアップ
GUIからデータベース操作
運用に応じたGUIを作成
ネットワークと連携した運用支援
Symfoware Serverの運用・開発環境の特長について、以下に説明します。
Webブラウザから、Symfoware/RDBの動作環境を作成するツールとして、WebAdminを提供しています。WebブラウザのGUI操作で、簡単に動作環境の作成と動作パラメタの設定を行うことができます。
WebAdminについての詳細は、“WebAdmin”を参照してください。
Webブラウザからデータベースを操作するツールとして、WebDBtoolsを提供しています。
WebDBtoolsは、WebScript(HTMLを拡張したスクリプトに従い、データベースを操作してHTMLを出力する機能)と、WebScriptのスクリプトで作成された標準GUI(画面アプリケーション)で構成されています。
WebDBtoolsのGUIを利用することで、簡単に、データベース定義、表定義、DSI定義などの定義操作や定義情報の参照を行うことができます。また、データベースに格納されたデータの参照や更新も容易に行えます。
WebDBtoolsについての詳細は、“WebDBtools”を参照してください。
WebDBtoolsのGUIは、WebScriptのスクリプト機能で作成されているため、スクリプトを修正することにより、運用に応じたGUIにカスタマイズすることができます。
また、WebScriptを利用して、Webとデータベースの連携業務を作成することもできます。
WebDBtoolsについての詳細は、“WebDBtools”を参照してください。
WebDBtoolsによるGUIの作成について、以下に示します。
Symfoware Serverは、分散したインターネットビジネス環境においても、さまざまな業務のベースとなるデータベースとして利用することができます。
Systemwalkerと連携することによって、ネットワークと連携して、複数のサーバを一括管理することができます。システムの導入から、各種の事象の監視まで、効率的に行うことができます。
ネットワークと連携した運用支援の概要について、以下に示します。
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