| Systemwalker Centric Manager LAN二重化運用管理ガイド - UNIX共通 - |
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| 第2章 環境 |
Systemwalker Centric Managerでは、以下の運用形態を管理します。
Systemwalker Centric Manager の業務サーバで、PRIMECLUSTER GLSをNIC切替方式で使用した場合のサポート形態を以下に示します。

NIC切替時の特徴を、以下に示します。



Systemwalker Centric Managerが動作する引継ぎ方式は、論理IPアドレス引継ぎです。物理IPアドレス引継ぎI、物理IPアドレス引継ぎIIを選択した場合、動作しません。

[Solaris7の場合]
論理インタフェース活性後に 物理インタフェースの再起動処理を登録します。
[Solaris8以降の場合]
論理インタフェース活性後に 物理インタフェースを"deprecated"にする処理を登録します。
ユーザコマンド実行機能のスクリプトファイルを編集し、インタフェース活性後の処理に下記コマンドを追加します。
論理インタフェースごとにスクリプトファイルが存在しますので、同一の設定を行ってください。
[物理インタフェースを再起動する場合]
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/sbin/ifconfig ${INTERFACE} down |
※${INTERFACE}には物理インタフェース名が入ります。
[物理インタフェースを"deprecated"にする場合]
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/sbin/ifconfig ${INTERFACE} deprecated |
※${INTERFACE}には物理インタフェース名が入ります。
登録方法の詳細は PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 (伝送路二重化機能編)を参照してください。
Systemwalker Centric Manager の業務サーバで、PRIMECLUSTER GLSを高速切替方式で使用した場合の特徴、およびサポート形態を以下に示します。

Global Enterprise Edition(運用管理サーバ)とGSおよびSURE間の通信において高速切替方式を使用することはできません。


クラスタシステムで高速切替運用する場合、以下の操作により、業務サーバに業務サーバ自身のIPアドレスを定義します。
以下のコマンドを実行し、業務サーバの通信用IPアドレスを定義します。opasetip(通信用IPアドレス定義コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
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/opt/systemwalker/bin/opasetip -n 送信先ホスト名 -i 仮想インタフェースのIPアドレス(注1) |
注1)引継ぎ仮想インタフェースのIPアドレスではなく、仮想インタフェースのIPアドレスを指定します。
以下のコマンドを実行します。
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/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
クラスタシステムで高速切替運用する場合の運用モデルの例を以下に示します。
IPアドレスをそれぞれ以下のとおりに設定します。
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インタフェース |
IPアドレス |
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IP-A1 |
10.10.10.1 |
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IP-B1 |
10.10.20.1 |
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IP-C1 |
10.10.30.1 |
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IP-A2 |
10.10.10.2 |
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IP-B2 |
10.10.20.2 |
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IP-C2 |
10.10.30.2 |
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IP-A3 |
10.10.10.3 |
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IP-B3 |
10.10.20.3 |
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IP-C3 |
10.10.30.3 |
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IP-D |
10.10.30.10 |
Node2(運用系)のファイル名
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/opt/systemwalker/bin/opasetip -n 10.10.30.1 -i 10.10.30.2 |
Node3(待機系)のファイル名
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/opt/systemwalker/bin/opasetip -n 10.10.30.1 -i 10.10.30.3 |
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