Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Connect管理者ガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第6章 リファレンス> 6.1 GUI機能リファレンス

6.1.3 Connect管理

スタートメニューから[Live Help]-[Connect管理]を選んで、Connect管理を起動してください。

Connect管理ダイアログには「統計情報」「センター」「認証」の3つのモードがあります。

■各モード共通の機能 

各モードで共通のメニューを以下に示します。これらの各メニューについてそれぞれ説明します。

[各モード共通のメニュー]

ディスパッチャー

表示

[モード別]

ヘルプ

接続

認証

 

目次

切断

センター

 

バージョン情報

終了

統計

 

 

履歴リスト

最新の情報に更新

 

 

◆[ディスパッチャー] メニュ

Connect管理は、起動直後は Connectディスパッチャーと接続していないため、管理操作メニューがグレイアウトされており、操作できません。本メニューは、Connectディスパッチャーとの接続操作を行うためのコマンドになります。

◇[ディスパッチャー]−[接続]

以下のようなダイアログが表示されます。ConnectディスパッチャーのIPアドレスかもしくはホスト名(注)を指定して、[OK]を押して接続してください。

注) Connectディスパッチャーと同じサーバ上で Connect管理を起動している場合は、ホスト名として「localhost」と指定しても接続できます。

◇[ディスパッチャー]−[切断]

Connectディスパッチャーとの接続を切断します。

◇[ディスパッチャー]−[終了]

Connectディスパッチャーを終了します。

◇[ディスパッチャー]−[履歴リスト]

過去の接続履歴が3件まで保存されています。この履歴から選択することで、ワンクリックで再接続できます。

◆[表示] メニュ

Connect管理には3つの管理モードがあります。本メニューは管理モードの切り替え操作を行うためのコマンドになります。

◇[表示]−[認証]

管理モードを[認証]モードに切り替えます。

◇[表示]−[センター]

管理モードを[センター]モードに切り替えます。

◇[表示]−[統計]

管理モードを[統計情報]モードに切り替えます。

◇[表示]−[最新の情報に更新]

統計情報の表示内容を更新します。

◆[ヘルプ] メニュ

本メニューは、Connect管理のヘルプやバージョン情報を参照するためのコマンドになります。

◇[ヘルプ]−[目次]

Connect管理のヘルプを表示します。

◇[ヘルプ]−[バージョン情報]

Connect管理のバージョン情報を表示します。

■[統計情報]モー 

セッションに関連する統計情報表示モードです。このモードで利用できるメニューを図 6_1 に示します。これらの各メニューについてそれぞれ説明します。また、“図6-1 [統計情報] ダイアログ”に表示されている各項目の説明を表 6_6 に示します。

[図6-2 [統計情報]モード・メニュー]

ディスパッチャー

表示

ロギング

ヘルプ

接続

認証

ログファイル管理

目次

切断

センター

 

バージョン情報

終了

統計

 

 

履歴リスト

最新の情報に更新

 

 

[図6-3 [統計情報] ダイアログ]

[表 6_6 統計情報]

項目

説明

実行中のセッション数

現在実行中の全セッション数

エキスパートの参加を待っているセッション数

現在セッションを開いて、接続待ち状態にある Expert および Client の数

サーバが起動されて以来、開かれたセッション数

現在までにこの Connectサーバで開かれたセッション数

セッションの平均経過時間

現在までのセッションの平均接続時間

サーバの起動時刻

Connectサーバが起動してからの経過時間

サーバに接続している[Live Help Expert]および[Live Help Client]数

現在 Connectサーバに接続している Expert および Client の数

過去1分、1時間、および1日にサーバが処理した平均転送量

過去1分間

過去1分間に Connectサーバが処理した平均転送量(バイト/秒)

過去1時間

過去1時間に Connectサーバが処理した平均転送量(バイト/秒)

過去1日間

過去1日間に Connectサーバが処理した平均転送量(バイト/秒)

◆[ロギング] メニュ

本メニューはロギング設定操作を行うためのコマンドになります。

◇[ロギング]−[ログファイル管理]

以下のようなダイアログが表示されます。「セッション状況をロギング」にチェックを入れてから、「ログファイル作成周期」および「ログファイルの保存期間」を指定して[OK]を押してください。各項目の詳細は表 6_7 を参照してください。

[表 6_7 ロギングの設定項目]

項目

説明

セッション状況をロギング(チェックボックス)

ロギング設定の有効/無効。チェックすると有効になる。

ログファイル管理

ログファイル作成周期

指定された作成周期でログファイル切替。デフォルトは「毎月」。指定周期の午前0時に次のログファイルが作成される。

指定可能周期

「毎日」、「毎週」、「毎月」単位で選択

ログファイルの保存期間

指定された日数だけログファイルを保存。それ以上古いファイルは自動で削除。デフォルトは10日前のファイルまで保存。

指定可能期間

0〜999日

■[センター]モー 

セッションに関連するセンター登録情報表示モードです。このモードで利用できるメニューを図 6_3 に示します。これらの各メニューについてそれぞれ説明します。また、“図6-4 [センター] ダイアログ”に表示されているセンター・リストの項目の説明を表 6_8 に示します。

[図6-5 [センター]モード・メニュー]

ディスパッチャー

表示

センター

ツール

ヘルプ

接続

認証

追加

CCLファイル作成

目次

切断

センター

編集

 

バージョン情報

終了

統計

削除

 

 

履歴リスト

最新の情報に更新

 

 

 

[図6-6 [センター] ダイアログ]

[表 6_8 センター・リスト]

項目

説明

センター名

サポートセンター名。Expert および Client の属するグループ名

文字数上限

全角で20文字、半角で40文字以内

個数上限

20,000個

使用できない文字

, (カンマ)

◆[センター] メニュ

本メニューはサポートセンター設定操作を行うためのコマンドになります。

◇[センター]−[追加]

以下のダイアログが表示されます。新規追加する「センター名」を指定して[OK]を押してください。

◇[センター]−[編集]

以下のダイアログが表示されます。「センター名」を変更して[OK]を押してください。

◇[センター]−[削除]

選択されたサポートセンターを削除します。

◆[ツール] メニュ

本メニューはCCLファイル作成操作を行うためのコマンドになります。

◇[ツール]−[CCLファイル作成]

以下のようなダイアログが表示されます。サポートセンター名をドロップダウン・リストから一つ選択して、ConnectディスパッチャーのIPアドレスもしくはホスト名として、グローバルIPアドレスかフルドメインのホスト名を指定してください。SOCKS プロキシ経由で接続する場合は、「SocksサーバのIPアドレスもしくはホスト名」にチェックを入れて、SOCKSサーバのIPアドレスもしくはホスト名を指定してください。各項目の詳細は表 6_9 を参照してください。設定後[OK]を押すと、ファイルの保存ダイアログとなりますので、任意のフォルダに保存してください。デフォルトのファイル名は「SUPTCP.CCL」になります。

[表 6_9 CCLファイル作成項目]

項目

説明

サポートセンター名

サポートセンター名。Expert および Client の属するグループ名

[Connect ディスパッチャー]コンピュータのIPアドレスもしくはホスト名

Expert および Client から(SOCKS プロキシ経由の場合は SOCKS プロキシ・サーバから) Connectディスパッチャーに接続するための、IPアドレスおよびホスト名。

SocksサーバのIPアドレスもしくはホスト名(省略可)

チェックすると有効になる。
Expert および Client から SOCKS プロキシ経由で Connectディスパッチャーに接続する場合の、SOCKS プロキシ・サーバのIPアドレスおよびホスト名。

■[認証]モー 

セッションに関連する認証登録情報表示モードです。このモードで利用できるメニューを図 6_5 に示します。これらの各メニューについてそれぞれ説明します。また、“図6-7 [認証] ダイアログ”に表示されている認証リストの各項目の説明を表 6_10 に示します。

[図6-8 [認証]モード・メニュー]

ディスパッチャー

表示

認証

ヘルプ

接続

認証

追加

目次

切断

センター

編集

バージョン情報

終了

統計

削除

 

履歴リスト

最新の情報に更新

 

 

[図6-9 [認証] ダイアログ]

[表 6_10 認証リスト]

項目

説明

認証ID

認証データの識別子。セッション権と有効期限は、認証ID毎に設定できる。認証IDは「主ID.副ID」の形式となっている。

文字数上限

主IDと副IDを合わせて、全角で59文字、半角で118文字以内

個数上限

20,000個

使用できない文字

\ (円マーク)
/ (スラッシュ)
: (コロン)
* (アスタリスク)
? (クエスチョン)
" (ダブルクォーテーション)
< (しょうなり)
> (だいなり)
| (パイプライン)

参加権

開かれているセッションに「参加」する権限の「あり」「なし」。

開催権

セッションを「開く」権限の「あり」「なし」。

管理権

Connectディスパッチャーを「管理する」権限の「あり」「なし」。

有効期限

認証IDに対する有効期限。有効期限が過ぎると、その認証IDは無効になる。

指定可能期限

2036年12月31日まで指定可能

認証リスト上で認証を選択して右クリックすると、表 6_11 に示す保存用メニューが表示されます。任意のフォルダに保存してください。

[表 6_11 認証の保存]

項目

説明

Client 配布用に認証ファイルを保存する

Client 用認証ファイル作成。ファイル名は「CLIENTCR.DAT」。

Expert 配布用に認証ファイルを保存する

Expert 用認証ファイル作成。ファイル名は「EXPERTCR.DAT」。

◆[認証] メニュ

本メニューは認証設定操作を行うためのコマンドになります。

◇[認証]−[追加]

以下のダイアログが表示されます。認証ID(主IDおよび副ID)、セッション権および有効期限を設定して[OK]を押してください。

◇[認証]−[編集]

以下のダイアログが表示されます。セッション権および有効期限を変更して[OK]を押してください。

◇[認証]−[削除]

選択された認証を削除します。

[表 6_12 認証の設定]

設定項目

概要

認証ID

主ID

認証の主識別子。

副ID

認証の副識別子。

認証ID

「主ID.副ID」の形式で表現される、認証データの識別子。

セッション権(チェックボックス)

参加権

開かれているセッションに「参加」する権限。主に Expert 用の権限。

開催権

セッションを「開く」権限。主に Client 用の権限。

管理権

Connectディスパッチャーを「管理する」権限。参加権および開催権とは排他で選択。

有効期限

最終有効日

認証IDに対する有効期限。有効期限が過ぎると、その認証IDは無効になる。


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