Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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付録F セキュリティ> F.4 通信経路の制限

F.4.1 IPアドレス指定接続

通信方式がIPアドレス指定の場合、Live Helpは以下のポートをオープンします。

Expert

1513/TCP (他Expert/Monitorから自Expertの方向)

Monitor

OSにより動的に割当てられる1024以上のTCPポート
(他Expert/Monitorから自Monitorの方向)

Client

1513/TCP (Expert/Monitorから自Clientの方向)

Live Help Expert、Live Help MonitorとLive Help Clientで一対一接続の場合は、Live Help Expert、Live Help MonitorからLive Help Clientの方向へポート1513/TCP通信を許可する設定が必要です。

また、複数のLive Help Expertが同時に1つのLive Help ExpertもしくはLive Help Clientに接続する場合は、Live Help Expert間で網の目状に通信するため、Live Help Expert間は双方向にポート1513/TCP通信を許可する設定が必要です。

また、複数のLive Help Monitorが同時に1つのLive Help ExpertもしくはLive Help Clientに接続する場合は、Live Help Monitor間で網の目状に通信しますが、オープンするTCPポートはOSから動的に割り振られるため、ポート番号を指定した経路の制御ができません。

このため、Live Helpの経路をすべて明確にする場合は、複数のLive Help Monitorが同時に1つのLive Help ExpertもしくはLive Help Clientに接続しない運用を推奨します。


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