Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第10章 Live Help Expertの設定の変更> 10.5 通信方式

10.5.1 ネットワークの設定

Live Helpでローカルエリアネットワーク(LAN)や広域ネットワーク(WAN)を利用するには、ネットワークに関連した必要な項目を選択してください。ネットワークに関連した選択項目には、以下があります。

すべてのネットワーク関連のチェックボックスが空の場合は、ネットワークプロトコルを使ってセッションに参加することはできません。これは、セッション中にモデムだけを使いたい場合だけ認められます。

[通信方式の選択]ダイアログボックスの[TCP/IPの設定]ボタンをクリックすると、以下の[TCP/IPの設定]ダイアログボックスが表示されます。

ここでは、以下の2つの設定を行うことができます。

「<Windowsのデフォルト>」が選択されている場合、Live Helpは、Windows(R)が最初に検出したネットワークアダプタを使用してセッションを行おうとします。必ずしも、ユーザがLive Helpのセッションで利用したいと思っているネットワークアダプタのIPアドレスが使用されるわけではありません。マルチホームコンピュータの場合は、[アダプタの選択]のプルダウンメニューにおいて、Live Helpセッションで使用するIPアドレスを明示的に選択してください。
Live Helpで使用するネットワークアダプタが正しく選択されていない場合は、セッションに参加する際に「指定されたIPアドレスに接続できません。」というエラーメッセージが表示されます。

接続制限リストは、IPアドレス指定や[Live Help CM]プログラムを導入して接続するときだけ有効です。モデムや[Live Help Connect]プログラムを導入して接続する場合は、IPアドレスまたはホスト名による接続制限の設定は無効となります。

接続制限リストは、エキスパートが開催したセッションへのアクセスを許すコンピュータのIPアドレスとホスト名で構成されます。リストは2つの欄から構成されます。最初の欄は、IPアドレス、IPアドレスの範囲、あるいはホスト名です。第二の欄は、リストの各エントリに関するコメントです。リスト中の項目を区別するため、IPアドレスとIPアドレスの範囲については先頭に"#"アイコンが、ホスト名には顔のアイコンが配置されます。

リストは、最初にIPアドレスが昇順に、次にホスト名が名前順に並べ替えられます。リストボックスの各欄の幅は変更可能で、リストボックスがエントリ全体を表示するのに不足な場合、スクロールバーが表示されます。

[追加]、[変更]、[削除]ボタンは、リストのエントリを作成、変更、削除するために利用します。

[OK]ボタンをクリックすると、アダプタの選択または接続制限リストに加えた変更が保存されます。アダプタの選択または接続制限リストに加えた変更を保存しない場合、[キャンセル]ボタンをクリックしてください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2007.