Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第7章 クリップボード転送

7.1 クリップボード転送

クライアントにクリップボードの内容を送信したり、クライアントのクリップボードの内容を受信したりするには、[クリップボード転送]機能を使います。セッションにほかのエキスパートが参加しているときは、そのエキスパートにクリップボードを送信することもできます。

アプリケーションは、さまざまな方法でクリップボードに情報を格納します。例えば、ドキュメントから段落を[切り取]ったり、[コピー]したりする場合は、パラグラフはクリップボードにコピーされます。それから、ドキュメントの他の部分、または他のアプリケーションに、パラグラフを[貼り付ける]ことができます。

クリップボード転送は、いろいろな局面で利用できます。例えば、クライアントの設定ファイルの一部を、後で検討したい場合もあるでしょう。ファイル全体を受信する代わりに、リモート操作を使って必要な部分をクライアントのコンピュータのクリップボードに貼り付け、続いてクリップボード受信をすることもできます。情報が自分のクリップボードに一度入ると、任意のWindows(R)アプリケーションや、問題管理データベースに貼り付けることができます。

クリップボード送信は、サポートセッションでデータを提供するのに便利な方法です。受信者は、ワープロ、表計算アプリケーション、作図プログラム、または他のWindows(R)アプリケーションを使って、受信したデータを簡単に貼り付けることができます。


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