PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版)
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付録E GDS のメッセージ> E.3 デーモンのメッセージ

E.3.1 停止メッセージ(40000 - 40099)

 


 

40000 HALT: failed to create a new thread, errno=errno

 

[説明]

pthread_create() 関数が異常終了しました。処理を続行することが不可能なため、デーモンプロセスを終了します。

[対処]

エラー番号情報 errno だけでは原因の特定および復旧が困難な場合は、調査資料を採取して、当社の技術員まで連絡してください。

 


 

40001 HALT: cannot open driver administrative file, errno=errno

 

[説明]

GDS のドライバ (sfdsk) を管理するためのファイルがオープンできませんでした。処理を続行することが不可能なため、デーモンプロセスを終了します。
/dev/sfdsk ディレクトリ配下のファイルがアクセスできない場合に、このメッセージは出力されます。

[対処]

調査資料を採取して、当社の技術員まで連絡してください。

 


 

40002 HALT: startup failed, no enough address space

 

[説明]

メモリ割り当てに失敗したため、起動処理が失敗しました。処理を続行することが不可能なため、デーモンプロセスを終了します。

[対処]

メモリまたはスワップ領域が不足していないか確認してください。

 


 

40003 HALT: failed to respawn daemon daemon, osfunc=osfunc, errno=errno

 

[説明]

デーモン daemon が異常終了したため、再起動しようとして失敗しました。
失敗した原因は、OS のosfunc関数が異常終了したためです。このときのエラー番号は errno です。このメッセージは、syslog を通して出力されます。

[対処]

エラー番号の情報だけで原因が特定できない場合は、調査資料を採取して当社の技術員に連絡してください。

 


 

40004 HALT: cannot start node-down recovery for remote node node, no enough space, osfunc=osfunc, errno=errno

 

[説明]

メモリ割り当てに失敗したため、他ノード node のダウン復旧処理を行うことができませんでした。処理を続行することが不可能なため、デーモンプロセスを終了します。

[対処]

OS の関数 osfunc が異常終了して、エラー番号には errno が設定されています。メモリまたはスワップ領域が不足しているため、確認のうえ復旧してください。

 


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